SUZUKI アルトワークス フォグランプのLED化 Vol.3

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次は板の形状ではない前方向にもLEDチップが付いたタイプの

LEDバルブを試してみます。

消費電力は掲載されていませんが

純正よりも50%省エネという事なので10W程度でしょうか・・

3000ルーメンのH16 LEDバルブです。

ハロゲンランプでは不可能というか

LEDバルブならではのバルブで

前方向にLEDが付いていても

小さなリフレクターで光の広がり方をコントロールしていて

フォグランプのカットラインを守っているので

車体の前に立っても眩しくないんですよ。

 

実際に発光させてみると

前方に照射するLEDもさることながら

リング状のLEDが独特ですね。

この自称3000ルーメンのLEDバルブに露出を固定して・・

 
HA36SのLEDフォグランプ

12W(2500ルーメン)のLEDバルブを撮影してみると

ん~、どうもこっちの2500ルーメンの方が明るいですよね・・

こっちは前方向用のLEDが無い分

左右のLEDに集中しているので

明るく見えるのかもしれませんけどね・・

 

次は、壁に向かって前方向に光が飛ぶタイプの

H16 LEDバルブを試しました。

照らす範囲は板状のLEDバルブと同じなんですが

まるで懐中電灯で照らしているかのように

周辺よりも明るい丸い形の光が前に飛んでいるので

相対的に車体前方に向かって光が集中しているように見えます。

今回は分かりやすいように車体を上に向けて照射してるので

実際にはこれが地面スレスレで前に飛びます。

前照灯とまではいかないものの

街灯が明るい市街地ならこれだけでも走れてしまうほど

フォグランプの照射範囲よりも

遠くの地面が明るくなるのが分かりました。

街灯が無い真っ暗な山道を走る場合は

ドライビングライトとまではいかないものの

ヘッドライトを補助するライトとしても使えそうなんですが

実際にHIDのヘッドライトと重なると

ほとんど存在感が無くなります。

 

次は左側のフォグランプだけを

板タイプのLEDバルブ(2500ルーメン)に替えて

壁に照射してみました。

先ほどと比べて光が横に広がった印象になりましたね。

これが通常のフォグランプのカットラインになりますが

右正面に丸くモコっと上下に盛り上がった所があるので

前方向にLEDが付いたタイプのLEDバルブでは

やはりフォグランプのカットラインよりも

少し高い位置を照射していたのが分かります。

 
H16-LEDバルブ

という事でフォグランプに使うLEDバルブの

明るさや形状の違いによる特性など

大体分かって頂けたと思いますが

今回はフォグランプとしてではなく

普段でも使える明るいLEDバルブを探していたので

あえて白い光を放つLEDバルブを使いましたが

生粋に霧の為のフォグランプとして使うなら

物理的にも黄色い光の方が優れています。

今回紹介したLEDバルブよりも

さらに明るいバルブを求めるとなると

ハロゲンランプで35Wの消費電力を誇る

H8のLEDバルブを使えば確実に明るくなりますし

H16と同じソケットなのでそのまま使えるのですが

元が19Wのハロゲンランプが付いているフォグランプなので

レンズ部分や配線が何Wまで持つのか

使ってみないと分からないので危険だと思います。

まあ、消費電力に配線が耐えられなければ

先にヒューズが切れるとは思いますけどね・・

やはり元のハロゲンランプの消費電力である19W以下の

LEDバルブを選ぶのが確実だと思います。

 
   
 
 
 

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