SUZUKI アルトワークス インタークーラーダクトの改良 Vol.3

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インタークーラーダクト比較

上:トラストIC ツインダクト 下:トラストIC 純正ダクト

という事で改良したダクトの効果を確かめる為に

走行テストを行います。

注目すべき点はやはりINT(インテーク)の温度ですね。

ちなみに停車時ですでに2度の吸気温度の差がありますが

停車時での吸気温度の差は走るとすぐに冷えるので

1速レッドゾーンあたりで差がなくなります。

ちなみに外気温はツインダクトが4度、純正ダクトが5度です。

それでは同時にスタートさせます。

 

2速6000回転付近ですが

吸気温度の差は2度ほど上の改良ダクトが低いですね。

 

3速6000回転付近ですが

ブースト圧に比例して両方とも

グングン吸気温度が上がっていきますが

改良したダクトは2度ほど低い温度を保っています。

 

4速に入ってすぐのブーストが立ち上がる所ですが

吸気温度の差は3度になりました。

 

そのまま3度低い温度を保ったまま時速120Km/hに到達。

 

最終的にスピードリミッターが効く一歩手前の

もっとも吸気温度が高くなる所でも

3度の差を保ったままでした。

これで改良したツインダクトが確実に機能している事が

証明出来たと思います。

つまり、純正のインタークーラーに対して

4度ほど低い吸気温度を保てるようになりました。

ただ・・どの領域のスピードメーターを見ても

加速力は全く速くなっていない事が分かりますね。

 
HA36Sアルトワークスインタークーラー

トラスト ダクト改良済みインタークーラーのインプレッション

大口径のダクトを使う事により

純正のダクトを使っている時よりも確実に

吸気温度を下げる事が出来ましたが

加速性能は全く変わっていませんでしたね。

今回は外気温が5度前後の真冬の走行データなので

そもそも純正のインタークーラーでも

吸気温度が40度を下回っており

十分に冷却出来ている状態なので差がなかったと言えます。

通常、吸気温度に比例して加速力は良くなりますが

64馬力規制が掛かったECUセッティングにより

ECUがパワーを上げないように制御していると思われます。

 

上:外気温20度 下:外気温4度

今度は外気温の違う季節で加速力の差を調べてみました。

仕様は先ほどと同じでトラストICにツインダクトを装着した状態です。

やはり吸気温度が高くなる気温の高い季節では

社外品インタークーラーでも

加速力が若干遅くなる事が分かりました。

様々な走行データを見た上での予想では

どうも吸気温度が40度前後に上がったあたりから

加速のパフォーマンスが落ちる傾向があるので

吸気温度が40度を越える季節では

大型インタークーラーの冷却性能が発揮出来ると言えます。

 
 
 
 
 

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