SUZUKI アルトワークス インタークーラーダクトの改良 Vol.2

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ボンネットとの隙間を埋める為にダクトの入り口まわりにも

20ミリの分厚いエプトシーラーを貼っておきます。

これで完成と思われるかもしれませんが

このままではボンネットに穴を開けない限り

ダクトには上手く空気が入りません。

それはテスト走行でも実証済みです。

ダクトに出来るだけ多くの空気が入るように

ダクトの左右に空いた空間を埋めます。

 

まずは向かって右側ですが

このように空気がダクトにスムーズに入るように

ダクトからヘッドライトまで少し斜めに

20mm厚のエプトシーラーを貼ります。

角度を付けすぎるとボンネットからはみ出てしまうので

ボンネットから飛び出さない程度に斜めに貼る事で

ここに当たった空気がダクトに流れ込みます。

 

ボンネット側にも20mm厚のエプトシーラーを貼ります。

ボンネットを締めた時にちょうどグリル側に貼った

エプトシーラーと重なり合うようにします。

 

ボンネットを開けたり閉めたりして

エプトシーラーの位置を調整します。

 

次はダクトの向かって左側の隙間を埋めます。

同じようにエプトシーラーを使って埋めても良いのですが

違うやり方も紹介する為に

今回は1mm厚の樹脂の板(硬質塩ビ板)を使います。

 

適当に樹脂の板をハサミで切ってから折って

三角の壁を作りました。

高さはダクトと同じ高さに合わせて

下側はボンネットのフックまでの

ちょっとしたスペースに合わせて作ります。

 

下側に強力な両面テープを貼って

この三角形の壁自体を固定する為と

車体に取付出来るようにします。

板を折った時に少し角度を付けてダクトに向かって

斜めになるように角度を付けています。

あと、ダクトの形に合わせて端を切り落としています。

 

車体に固定しました。

フック側に寄りすぎるとボンネットの飛び出しと干渉するので

向かって左側は斜めにカットしています。

こんな感じでヒートガンかドライヤーを使って

暖めると簡単に変形させられるのと

冷めたときに強度が上がり割れなくなります。

ハサミでカットする時にもこんな感じで暖める事で

カットしやすくなりますし

冷えたときに強度も上がりますよ。

 
アルトワークスインタークーラーダクト

という事でこんな感じになりました。

これでボンネットとグリルの狭い隙間からでも

より多くの空気をダクトに導入出来るようになりますよ。

重要なのはとにかく隙間を作らない事で

ダクトとダクトの間に出来る隙間を埋める事はもちろんですが

ダクトと下のグリルとのちょっとした隙間も

5ミリの薄いエプトシーラーで埋める事で

グリルにダクトが擦れて傷が付く事も防げますよ。

 

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