ノートオーラ フロント タワーバーの取付 Vol.2

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左右のブラケットが仮止め出来たので

次はシャフト部分を仮止めしますが

まずはシャフトの末端にある

ボルトナット・スプリングワッシャーを外しておきます。

 

シャフトの末端部分のネジを左右で最も短くしてから

左右で同じ量だけ回して伸ばしていきますが

大体左右で5周ほど回すとブラケットの穴に合うので

ボルトを通して仮止めします。

 

とりあえずこれでタワーバー全体の仮止めが完了しました。

この時点でタワーバーやブラケットに

干渉している物があれば

ブラケットの位置を調整して干渉しないように調整しておきます。

 

次はブラケットから本締めしていきますが

今回はブラケットがある事でハンドルが回しづらくなったので

さらに工具を延長させて320mmほどまで延長さると

写真くらいの高さになります。

なので290mmほどあれば作業が出来ると思います。

 

左右のブラケットを本締めします。

奥にある16ミリの工具を使うボルトの

規定締め付けトルクは62N-mです。

 

13ミリの工具を使うボルトの

規定締め付けトルクは21.1N-mです。

 

それからまずタワーバーの末端にある

ネジを本締めして固定します。

ここには17ミリのスパナを使います。

 

最後の仕上げに六角穴付きボルトを

8ミリの六角レンチで押さえながら

14ミリのソケットでナットを本締めします。

ちなみにここのボルトは締め付けトルクの指定がないので

M8の標準締め付けトルクで問題ないと思います。

 
ノートオーラフロントタワーバー

タナベ サステックストラットタワーバープラスのインプレッション

20年以上の自動車チューニング人生において

今回ほど効果があるのかどうか疑わしい

タワーバーは他に無いと思ったのですが

まずその理由は、最初に写真を載せたように

そもそもバルクヘッドとストラットタワーが連結されている事と

あまり剛性が高そうに思えないブラケットを介して

タワーバーが取付されている点ですね。

先に結果から言うと

ちゃんと一般的なタワーバーと同じ効果を確認出来ました。

しかし、取り付ける車両によって

タワーバーの効果は大小あるのですが

ノートオーラの場合、フロントタワーバーの効果は

小の範囲に入ると思います。

もしかすると、あまり車両に関心が無い方は

タワーバーの効果を全く体感出来ない方もいるかもしれませんが

元々、ボディ剛性が高い車両ほど補強パーツの効果は小さくなるので

それだけノートオーラが元々優秀なんだと思った方が良いですね。

実際に走ってみて感じた事は

まず、ステアリングの反力(キックバック)が若干強くなるので

より性格にステアリングの舵角に対して

車両が反応するようになります。

特にノートオーラはパワーステアリングのアシストが

強すぎる傾向があるので路面からのインフォメーションが

ハンドルに伝わりずらいのですが

それが少しマシになるので

より正確にコーナーのRに対して

ステアリングの舵角を決められるようになると思います。

ステアリングの切り始めのレスポンスも良くなりますが

ステアリングを長く切り込んで行くようなコーナーに対しては

イン側のリアタイヤの接地性が良くなるので

アンダーステアの方向に向かいます。

なので、良く曲がる面白い車両を作りたい場合は

リア側とフロント側の補強バランスが重要になってきますね。

実際にこのタワーバーを前後に手で動かしてみると

長さのある頼りないブラケットの為か

少し前後に動くので不安になるのですが

剛性が必要な横方向に対しては

ちゃんと突っ張ってくれるので効果が出たのだと思います。

 
 
 
 
 

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