シグナスグリファス サイドスタンドスイッチキャンセラー Vol.1

HOME - GARAGE - GRYPHUS - Side stand switch canceller

シグナスグリファススタンドスイッチキャンセラー製作

今回はシグナスグリファスの

サイドスタンドスイッチキャンセラーを作って車体に取り付けます。

スクーターにはMT車のようにニュートラルが無いので

サイドスタンドを立てているとエンジンが掛けられませんが

今回はエンジンを掛けられるようにする作業を行います。

サイドスタンドスイッチは不意な発進を抑制する安全装備なので

バイクに不慣れな方は今回の作業をお勧めしませんよ。

おそらくもう少し時間が経つとキタコあたりから

キャンセラーが発売されると思いますが

まだ売っていないので作りたいと思います。

まずは製作するにあたり用意する具材ですが

まずは0.5sqの配線コード

0.5sqを選んだのは端子に圧着しやすい太さだからです。

被覆の色は何でも良いですし

長さは10センチも使わないので一番安い物を選んで下さい。

そして使用するコネクターは

住友電装の090型MT防水2Pコネクター(メス側)で

コネクターに090型端子と防水キャップが付属しています。

キャンセラーといっても

サイドスタンドスイッチの配線をショート(常時通電)させるだけので

非常にシンプルですね。

 

それではまず部屋でキャンセラーを製作しますが

配線コードを6~7センチほどでカットします。

このくらいしか使わないので

ぶっちゃけゴミ箱に入っているケーブルの切れ端でも作れます。

 

電工ペンチのワイヤーストリッパーの所を使って

ケーブルの両端の被覆を3~5ミリほど剥きます。

 

被覆を剥くとこんな感じになりますが

被覆を剥く前に付属の防水キャップを

先に通しておいた方が作業性が良いですね。

防水キャップの向きを間違えないように。

 

付属のメスの090型端子をケーブルにかしめますが

このように真ん中の部分に銅線をかしめて

末端の部分に被覆と防水キャップを一緒にかしめます。

 
090型端子圧着

電工ペンチを使ってかしめますが

ちなみに090型端子のような小さな端子には

0.5sq以下のケーブルに対応した電工ペンチを使います。

 

こんな感じに仕上がりました。

まあ、090型端子は柔らかいので

ラジオペンチでもかしめる事が出来ますけどね・・

 

このようにケーブルの両端に端子をかしめますが

コネクターに固定するにあたり決まり事としては

このように端子の向きを両端とも同じにします。

後はこのままコネクターに端子を突っ込んで

カチンとロックされるまで差し込みます。

ロックされない場合はコネクターの裏表を間違えているので

逆さにして再度突っ込みます。

 
シグナスグリファス用サイドスタンドスイッチキャンセラー

これでシグナスグリファス用の

サイドスタンドスイッチキャンセラーが出来ました。

 

Vol.1 > Vol.2