YAMAHA シグナスX SR 強化Vベルトへの交換 Vol.3

HOME - GARAGE - シグナスX - Vベルト

それでは、デイトナの強化Vベルトの走行実験を行ってみます。

写真左がヤマハ純正Vベルトで、右がデイトナのVベルトです。

もちろん、コースや気候、駆動系のセッティングは全く同じです。

まずは、停車からのスタートダッシュ・・

あれ・・既にタコメーターに違いが現れていますね。

デイトナの方がエンジン回転数が低いですね・・

 

時速70Km地点でもスタートダッシュ時の回転差は維持していて

純正ベルトに対して時速1Kmほど遅くなっています。

やっぱり回転数の低さが原因ですね。

 

回転数が停止してもっとも激しく変速が行われる所では

回転数の差が300回転ほどついてしまい

速度差も大きくなっていますね。

このまま最高速を迎えても回転数の差は

やはり200~300回転ほど低いままでした。

 

純正ベルトよりエンジン回転数が下がった理由・・

もし、デイトナベルトの全長が純正より長くなったと仮定すれば

スタートダッシュ時では、純正ベルトより回転数が上がるはずです。

逆に、ベルトの全長が短くなった場合では

スタートダッシュ時の回転数は、今回のように下がりますが

最高速を迎えるあたりで純正ベルトより回転数が高まるはずです。

デイトナのベルトは、全域で一貫して200~300回転低かったので

考えられる原因はやっぱり一つしかなく

ベルトとプーリーとの間での滑りが減った事で

駆動力の伝達効率が良くなったので

全域でエンジン回転数が下がったのだと仮定できます。

駆動の伝達能力が高まったという事は

純正ベルトよりも間違く燃費が向上すると思われます。

 
 
 

Vol.1 > Vol.2 > Vol.3

 

HOME - GARAGE - シグナスX - Vベルト