CT125 シフトポジションインジケーターの取付 Vol.1

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AIproシフトインジケーター

今回はCT125にシフトポジションインジケーターを取り付けます。

特にCT125の場合は他のカブシリーズよりも

ローギヤード化されているので

シフトポジションが分かりづらいですよね・・

という事で今回用意したアイテムは

AIpro(アイプロ)のモンキー125用シフトインジケーター(APH5)

ですが、CT125はモンキー125と同じエンジンなので使えますよ。

数字に使われるLEDの色は3種類から選べますが

今回は無難な赤を選びました。

ちなみに楽天市場では売られておらず

アマゾンでしか手に入りませんでした。

 
CT125シフトインジケーター配線

ちなみにこのタイプのシフトインジケーターは

いわゆるポン付けで簡単に取付出来るのですが

それはABS無しモデルの話で

モンキー125とは違い

CT125ではABSモデルのグレードしか存在しないので

配線の加工を行う必要がありますよ。

2つある赤と黒い線の2Pコネクターは

本来は車体のコネクターの間に噛ます事で

赤のACC電源と黒のマイナスを取れるようになっていますが

今回はどちらかの配線を切断してACC電源に直接繋げます。

そして白の線が車速信号の線に繋げ

太い黒/グリーンの線はパルス(回転)信号の線に繋げるので

つまり、タコメーターに車速の情報を追加した

マルチメーターと同じ感じの配線になりますね。

 
CT125エンジンのセンサー配線

スピードセンサーについての補足

エンジンの左側にあるここに

エンジンに接続されたセンサー類の配線が集結していて

ABS無しの車両なら

ここから速度情報も直接抜き取る事が出来るのですが

ABS付きの車両ではここから速度情報を読み取っても

あらゆる器機がうまく動作しない事が分かっています。

ABS付きの車両でもここからABSモジュールに

速度情報が接続されていて

そのABSモジュールを経由した速度情報が

メーターパネルに接続されています。

つまり、ABSモジュールが吐いた速度情報でないと

メーター類はうまく機能しないのです。

 
CT125ヘッドライト脱着

それでは作業編ですが

まずは配線を行う為にヘッドライトも浮かした状態にしておくので

黄矢印のプラスネジを左右で2本外すとレンズ部分が外れ

最後に赤矢印のキャップボルトを左右で外して

ヘッドライトごと動く状態にしておきます。

 

プラスネジが外れたらレンズ部分の下側を

車両前方に少し動かしてから下にずらすと

上側にあるフックが外れます。

 

フックが外れたらレンズ部分を支えながら

コネクターのツメを押さえて外します。

レンズ部分を取り付ける時はフック部分を

下から上に向かって引っ掛けてから

プラスネジを元に戻します。

 

それではまず、シフトポジションランプを

付属の両面テープを使って車体に固定します。

 
CT125シフトポジションランプ

今回はメーターパネルのここに貼り付けましたが

好きな所に貼って下さい。

 

それでは配線を行っていきますが

今回はタコメーターが既に取り付けてある事を前提に

シフトポジションインジケーターを取り付けるので

タコメーターが付いていない状態の車両では

タコメーター取付のページを参考に

パルス信号をIGコイルからヘッドライト裏まで

配線する必要があります。

 

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