GR COPEN Ignite VSD alpha CI と 16Vの取付 Vol.3

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Ignite VSD alpha CI

次はalpha CIを固定しますが

今回は専用ステーを使わずに固定するので

代わりに10mm厚の粘着付きスポンジゴム

床と接触する面に貼って衝撃から保護します。

 
alpha CI固定

バイク用の小型バッテリーを使っているので

結束バンドを使ってバッテリーの横に固定しましたが

純正バッテリーサイズだと

バッテリーの上に貼っても良いですね。

 
キャンセラー(VH1029)接続

alpha 16Vを使わない場合は

alpha CIと繋がっている中間部分のコネクターに

キャンセラーを接続します。

 
キャンセラー固定

キャンセラーは小さいので

適当に結束バンドで他の配線と固定するだけで良いですね。

 
alpha16V固定

alpha 16Vを併用する場合は

クッションテープを底面に貼ってから

alpha CIのコネクターと接続して

alpha CIの隣に結束バンドで固定しました。

 
プラダン断熱

これはあっても無くてもどちらでも良いのですが

バッテリーや今回取り付けた機器が

エンジンの熱の影響をなるべく受けないように

プラ段ボールを使って仕切りを作ります。

適当にハサミで切って実際に装着させてみては

邪魔な所をハサミで切り落としてを繰り返すだけで作れます。

 
GRコペン(LA400)小型バッテリーとalpha CI+alpha 16V

プラダンの仕切りを取り付けるとこんな感じに仕上がりましたが

これで軽量化により小型化したバッテリーの性能を補う

16V点火システムが完成しました。

 

最後に器機が正常に動作しているかを確認する為に

エンジンを掛けますが

問題がなければLEDが光ります。

 

コンデンサのalpha CIのみでも

特に性能の低い(小さい)鉛バッテリーで起こる

放電時の電圧降下を防げるので

小型化したバッテリーの性能をある程度補う事が出来ます。

鉛バッテリーの電圧降下は特にエアコン動作時に起こり

MT車では街中を法定速度で走行している低回転域で

よりスパークプラグの失火の影響を受けやすいので

シフトアップをしてクラッチを繋いだ瞬間の

トルクの弱々しさというか

重苦しいエンジン回転の立ち上がりの悪さを改善出来ました。

逆にAT車だと低回転域では車速に対して

エンジン回転数が多めに回っている事で

トルクの落ち込みが少なく失火の影響を受けにくい為

効果を体感しにくいと思います。

電圧降下を防ぐalpha CIとは違い

IGコイルに供給する電圧を16Vに上げるalpha 16Vは

スパークプラグの点火力自体を強化するので

まるで鉛バッテリーを

リチウムイオンバッテリーに交換したような効果を得られます。

リチウムイオンバッテリーは通常時で13.2V~13.4Vなので

12.8V前後の鉛バッテリーよりも電圧が高く

さらに放電時の電圧降下も起きにくいので

強くて安定したスパークプラグの点火力を得られます。

なのでぶっちゃけ、リチウムイオンバッテリーに交換するだけで

軽量化も出来ますしプラグの点火力も強化出来る訳ですが・・

いうてもalpha 16Vは16Vで

リチウムイオンバッテリーは13Vちょいなので

点火力の性能だけで見れば

alpha CI+alpha 16Vのシステムに分があるとは思いますけどね・・

 

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