GR COPEN アンドロイドナビの取付作業 Vol.6
アンドロイドナビが車体に取付出来たので
セットアップを行いますが
アンドロイドナビはタブレットPCやスマホと全く同じなので
左上に表示されている←･○･□ボタンの他に
指でスワイプ等を行い操作します｡
まずは最初の画面にある歯車アイコンをタップして
設定画面に移動してから
WLANと書かれているWi-Fiの設定を行います。
画面の上端から下に向かってスワイプを行う事でも
設定画面のアイコンを表示出来ます｡
家の前に駐車しているなら家からのWi-Fi電波を捕まえたり
一部の施設では無料Wi-Fiが使えるのですが
通常はスマホのテザリング（Wi-Fiアクセスポイント）
の機能を使ってネットに接続するので
スマホのテザリング機能をオンにしてからパスワードを設定すれば
アンドロイドナビ上にスマホのアクセスポイントが表示されるので
スマホで設定したパスワードを入力すれば
ネットワークに接続出来ます。
ナビゲーションシステムを使うには
基本的にネットに接続した状態でないと
目的地の経路設定や経路のリアルタイム修正が行えませんよ｡
次はスマホとブルートゥース接続させるので
設定→端末画面にあるBluetooth 2を押します。
Bluetooth 2はアプリとしても登録されているので
アイコンからもアクセス出来ますよ。
スマホのブルートゥースがオンになっている場合は
画面にスマホの名前が表示されるので互いに登録します。
パスワードを聞かれた場合は
0000か1234か9999のいずれかで繋がります。
なぜか初期のタイムゾーンがアメリカに設定されているので
日本に設定し直します。
あとはアプリをダウンロードしたい場合は
グーグルアカウントが必要なので
スマホ等にメアドとパスワードをメモっておいた方が良いですね。
これで基本的な設定は終わりです。
次はステアリングスイッチの配線を接続した場合は
専用アプリでボタンを登録させて使える状態にします。
アプリは最初からインストールされている
SWCセットアップを使います。
コペンの純正ハンドルは4つのボタンが使えます。
登録方法はステアリングのボタンを
右手で押し続けながら
左手で画面上にあるアイコンを押すことで登録出来ます。
写真では音量の増減と
電話を取るのと閉じるのを登録していますが
あとは戻るボタンとホームボタンも結構多用しますね。
ちなみに戻るボタンとホームボタンの違いは
戻るボタンだと開いているアプリを閉じてしまうので
ラジオを聞いている場合は音が消えますが
ホームボタンだと開いているアプリがバックグラウンドに回るので
ラジオを聞きながら他のアプリを開けます。
とにかくアンドロイドのスマホと全く同じなので
アプリさえダウンロードすれば出来る事が無限大に広がります。
ちなみにお勧めのアプリは「Dimmer」ですね。
というのもアンドロイドナビはその名の通り
アンドロイドOSなので
基本的に明るい所での使用を想定されている為
真っ暗になる夜の車内では画面が明るすぎるので
このDimmerを使う事で輝度調整の範囲が
暗くなる方向に広がります。
Dimmerのアイコンを押すだけで画面が暗くなるので
オンオフをスムーズに行えます。
画面の輝度設定は昼間の設定と
まわりが暗くなることでイルミ電源が通電し
ディマーの機能が働いた時の2パターンで登録出来るのですが
もっとも暗くしても夜中ではそこそこ明るいので
仕上げにDimmerのアプリで％の設定を行います。
ちなみに2021年からオートライトが義務化されましたが
それ移行に製造されたコペンでは
イルミ電源が入る車幅灯のスイッチ自体が無いので
周囲が暗くなると自動でイルミ電源が入ります。
初期設定ではイルミ電源が入ると
画面の下にあるスイッチ類が発光しますよ｡
ちなみにオートライトが発光する周囲の明るさと
イルミ電源が入る周囲の明るさの基準が違うので
ヘッドライトが発光したとしても
イルミ電源が入るとは限らないです。
周囲が暗くなり始めるとディマーが機能するよりも
圧倒的に早いタイミングでヘッドライトが先に発光します。
設定画面ではスイッチが発光するかどうかの設定や
常時発光させる事も出来ますし
色も任意で設定出来るようになっています。
今回は2DINの枠を無視して巨大とも思える
9インチサイズのアンドロイドナビを取り付けましたが
その使い勝手や見やすさは圧倒的です。
LA400のコペンでは画面が大きすぎても
枠から大幅に飛び出してしまい
視界の邪魔をしてしまうので
9インチが視界を遮らない
ギリギリのサイズなのではないかと思いますが
おそらく座高が低い方は
9インチでも多少は視界が悪くなります。
