HONDA CBR650R リアタイヤの交換 Vol.2

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ビードが落ちたのでタイヤとリムの隙間に

シリコンスプレーを1周吹いておきます。

 

リムプロテクターを3つリムに引っ掛けます。

摩耗を減らす為にリムプロテクターにも

直接シリコンスプレーを吹いておきます。

 

理想的にはこのように3本タイヤレバーを

タイヤの端に引っ掛けてから

作業を行った方が良いのですが

かなり作業に慣れていないと難しいので

2本のタイヤレバーを使ってタイヤの端に引っ掛けます。

 

まずは端のタイヤレバーから

リムプロテクターを支点にして手前に下ろし

スプロケットにレバーを引っ掛けてホールドさせます。

スプロケットのサイズによっては引っ掛かりが甘くなるので

足でタイヤレバーをスプロケに押してホールドさせます。

 

それから隣のタイヤレバーも同じように

手前に下ろします。

硬くてタイヤレバーが下ろせない場合は

最初に下ろしたタイヤレバーを元に戻して

同じ作業を繰り返します。

これを繰り返す事で微妙にタイヤがホイールの上側に寄ってくるので

だんだんとタイヤレバーが下ろしやすくなってきます。

何より隣のタイヤレバーとの距離感が重要で

離れすぎると硬くなります。

3本目のタイヤレバーを赤矢印のあたりに差し込んで

タイヤの端を引っ掛けて手前にレバーを下ろします。

この3本目のタイヤの端を引っ掛ける時に

どうしてもホイールに傷が付く可能性が高いですね。

なので最初に3本目のタイヤレバーを予め

タイヤの端に引っ掛けておく事で傷が付くのを防ぐ事が出来るのです。

ちなみにタイヤレバーが2本しかない場合は

2本のタイヤレバーを下ろした時に

青矢印の所にマイナスドライバー等の代替え工具を差し込む事で

2本目のタイヤレバーを抜く事が出来るので

3本目の位置にタイヤレバーを差し込む事が出来ます。

 

3本のタイヤレバーが入れば

こんな感じでタイヤがホイールの内側に戻らなくので

リムプロテクターを外します。

 

後はホイールを足で地面に押しつけながら

タイヤを手前に引っ張ると外側に外れます。

 

次はタイヤの残り半分をホイールから外すので

シリコンスプレーをタイヤの内側の端に1周吹いておきます。

とにかくタイヤがホイールのリムに触れる所には

シリコンスプレーを吹いておかないと

タイヤの摩擦抵抗が強すぎて外れないです。

それからホイールのリムに2つのリムプロテクターを取り付けて

タイヤレバーをそのリムプロテクターに向かって

ここから差し込み少しだけレバーを起こします。

 

レバーを起こすと隙間が出来るのでそこに

2本目のレバーを差し込み両方のレバーを写真のように起こします。

写真では分かりやすくする為に

リムプロテクターを付けていませんが必ず付けて下さいね。

 

片方の手で2本のタイヤレバーを起こした状態を保持しながら

ホイールを180回転させて足で地面に押しつけ

もう片方の手でタイヤを手前に引っ張るとタイヤが外れます。

写真ではタイヤを地面に押しつけなら

ホイールを手前に引っ張ってますが

タイヤを手前に引っ張った方が外れやすいですよ。

 
CBR650Rタイヤの脱着

という事でホイールからタイヤを外せました。

必ずリムプロテクターを使い

タイヤレバーが直接ホイールに触れないようにする事で

ホイールを無傷でタイヤを外せますよ。

 

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