Ninja ZX-25R リチウムイオンバッテリーへの交換

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リチウムイオンバッテリー

今回はZX-25Rのバッテリーを交換します。

バッテリーは通常5年・・毎日乗ると7年くらいは持ったりしますが

今回は軽量化と同時にエンジンの点火系を

パワーアップさせる為にバッテリーを交換します。

残念ながらZX-25Rではイリジウムプラグや

ルテニウムのMotoDXプラグの設定が無いので

バッテリーに頼るしかありません。

という事で今回用意したアイテムは

プロセレクトのエコリチウムイオンバッテリー(LPT14H-FP-BS)で

リチウムイオンにしては非常にリーズナブルなバッテリーですが

中国の状況により価格は変動します。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にしてください。

 
YTX7A-BS

まずはZX-25Rの純正バッテリーである

YTX7A-BSの重量を量ってみると2679gでした。

 
LPT14H-FP-BS

リチウムイオンバッテリーのLPT14H-FP-BSを量ると1017gでした。

つまり1662gの軽量化が出来ます。

といってもバッテリーは車体の中心に置かれているので

1~2Kgの軽量化ではまず体感する事は出来ません。

なので、やはり鉛バッテリーよりも少し高い電圧と

負荷が掛かった時でも電圧降下が起こりにくいという性質による

スパークプラグの点火力が強くなる効果に

期待した方が良いでしょう。

 
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リチウムイオンバッテリーは容量や出力の割りには小型なので

隙間を埋めるスポンジが付属していますが

ZX-25R純正のYTX7A-BSとLPT14H-FP-BSは

全く同じサイズなので必要ありません。

 
ZX-25Rバッテリー交換

それではさっそく作業編ですが

リアシートを外してメインシートも外すとバッテリーが現れます。

まずは六角ボルトを外して

バッテリーを押さえているステーを外します。

 

そしてマイナス側のターミナルから外して

赤いゴムカバーをめくって最後にプラスの端子を外します。

六角ボルトを外す時は10ミリのソケットを使った方が

嘗めにくいのでお勧めです。

 

ターミナルが外れたらバッテリーを撤去します。

ちなみに古くなった鉛バッテリーは

ガソリンスタンドやバイク屋さんで

相場的には500円以下で引き取って貰えますよ。

 

リチウムイオンバッテリーを車体にセットしたら

今度はプラスのターミナルから取り付けます。

ちなみにリチウムイオンバッテリー付属のボルトは少し短く

下に置いた四角いナットまで届かなかったので

ナットを少し下から支えて底上げした状態でボルトを締めます。

何なら鉛バッテリーのボルトを使うと簡単に普通に取付が出来ますよ。

少し押し込みながらボルトを回す必要があるので

取り付ける時はプラスのドライバーを使います。

 

どうしても付属のボルトが使いたかったので

マイナス側もナットを底上げしましたが

このように結束バンドの先を曲げて差し込んでも

届くくらいほんのちょっとだけ長さが足りないのです。

 
ZX-25Rリチウムイオンバッテリー

あとは固定金具を取り付けるだけで

リチウムイオンバッテリーの取付は完了です。

ZX-25R最大の欠点である

発進時のトルク感なんですが

もっとも失火の影響がでやすい

単気筒エンジンでは特に低回転域でのレスポンスが

明らかに別物になるのですが

やはり、もともと失火の影響が分かりにくい4気筒エンジンである

ZX-25Rでは鉛バッテリーとの違いが分かりにくいですね。

それでも繊細な人には違いが分かって貰えると思うので

鉛バッテリーの時に一旦空拭かしをさせて

アクセルレスポンスの感覚を覚えておくと良いですね。

これで低回転域のトルクが改善方向に向かった事は

間違い無いので少しでも発進を楽にするなら

ZX-25Rではリチウムイオンバッテリーしか無いと思います。

 

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