Ninja ZX-25R スパークプラグの交換作業

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LMAR9G

今回はZX-25Rのスパークプラグを交換します。

ZX-25Rの純正プラグは

昔ながらの普通のスパークプラグですが

あまり流通していない少し特殊なサイズのプラグです。

ZX-25Rが登場する2年前に

Ninja400が先に採用していましたが流通量が少ない為か

残念ながら未だにイリジウムプラグの設定がありません。

ZX-25Rのエンジンは超高回転エンジンなのにも関わらず

消耗しやすい普通のプラグなので

3000Kmでの交換サイクルをしっかり守る必要がありますね。

つまり、ZX-25Rにとってスパークプラグ交換作業は

エンジンオイル交換とほぼ同じサイクルで行う作業になります。

スパークプラグの型番はNGK製のLMAR9Gで4本必要です。

 

さっそく作業を行いますが

エアクリーナーボックスを取り外した

この状態から始めたいと思います。

エアクリーナーボックスの取り外しに関する詳細は

他のページで紹介しているのでここでは省略しますよ。

 

今回は右から2番目のプラグを例に交換したいと思います。

まずはIGコイルのコネクターのツメを摘んで外します。

ちなみに4気筒エンジンだと特に

一気に全てのコネクターを外して作業を行うと

作業中に電話がかかってきた等の割り込みがあった場合

どこまでプラグを替えたのか分からなくなるので

必ず一本ずつ作業を行った方が良いですね。

 
ZX-25Rイグニッションコイル

次はIGコイルを抜きますが

今まで経験してきた中でも1、2を争う硬さだったので

気合いを入れて抜いて下さい。

あまりお勧めはしませんが

内張はずしを使ってソケットの飛び出し部分を

下からテコの原理で持ち上げれば簡単に浮かせられますが

IGコイルにキズが付かないように布等を間に挟んで下さい。

 
ZX-25Rプラグ交換作業

中のスパークプラグを緩めますが

専用工具のプラグレンチ(14ミリ)を使うか

一般的な14ミリのディープソケットでも外せます。

ディープソケットに150ミリのエクステンションバーを使うと

このくらいの飛び出し量になります。

 

少し緩めれば後は直接エクステンションバーを

手で回した方が早いですね。

プラグレンチを使っているとそのままプラグを外せますが・・

 

普通のディープソケットを使っている場合は

IGコイルを突っ込んでプラグを回収し

新しいプラグに挿し直してエンジンに戻し

IGコイルのまま少し回してネジを噛ませます。

 

14ミリの工具を使って直接手でバーを回せる所まで回します。

 

仕上げにハンドルを付けて1/8回転ほど締め付けます。

規定締め付けトルクだと13N-mになります。

一度使ったプラグを再使用する場合は

ガスケットが潰れているので1/12回転ほど締め付けます。

 

IGコイルを押し込んで元に戻しますが

ゴムカバーをずらしてしっかり奥まで刺さっているかを確認します。

後はソケットを繋ぎ直せば1本目は作業完了なので

残りの3本を同じ方法で交換するだけです。

 
  
 
 
 

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