YAMAHA YZF-R125 動力性能の検証 Vol.2 |
0-100Km/h加速 |
次は125ccクラスでは圧倒的に幅を利かせている 各メーカーのスクーター勢のグラフを重ねてみました。 参考程度に150ccクラスの車両も載せています。 YZF-R125は黒の線ですが やはりスタートダッシュ時はCVTのトランスミッションを採用した スクーター勢が圧倒的に優勢なので どのスクーターよりも遅いのですが ギアが2速に入る時速50Km/hあたりからは CVTよりもMTの方がエンジンの高回転域を維持出来るので 時速100Km/hまでブッちぎっている事が分かります。 最終的には150ccクラスのADV160よりも早く 時速100Km/hに到達していますね。 |
125ccクラスのMT車 直接対決 |
左上:GSX-S125 左下:GROM(JC92) 右上:YZF-R125 次は125ccクラスのMT車の3台を バトル形式にて加速力を比較してみます。 0-100Km/hのグラフではクラッチを繋げる回転数の 軽微な違いにより多少の誤差がありましたが 今回はアイドリングの回転数でクラッチを繋げた状態から 全開加速を行い、2000回転の所で 全ての車両の動画を同期させているので より精密に加速力の違いが分かると思います。 それでは3台同時にスタートです。 |
グロムが1速のレッドゾーンに到達した所ですが スタートダッシュ力では 低回転域でトルクが分厚いグロムが圧倒していますが GSX-S125とYZF-R125はほとんど同じ感じで 時速2Km/hの差がありますが それはデジタルメーターの読み取りタイミングの違いですね。 ただ、グロムはハッピーメーター気味なので マイナス2Km/hしてから見ると他の車両と誤差が同じになりますが それでも31Km/hなので スタートダッシュが得意なのは間違いないですね。 |
グロムが2速のレッドゾーン手前まで回した所ですが スタートダッシュ時に付けた差は確実に縮まってはいますが 依然としてリードしている状態ですね。 GSX-S125とYZF-R125はほとんど同じですね。 |
グロムが4速レッドゾーンの所で GSX-S125とYZF-R125に追いつかれましたが GSX-S125とYZF-R125の差はまだ同じですね。 |
GSX-S125とYZF-R125が3速の11000回転あたりですが まだ2台に差はなく同じ加速力と言えますし ギア比もほぼ同じですね。 グロムはスピードメーターを-2km/hにすると 少しずつ引き離されている感じですね。 |
時速80Km/hを超えた領域では空気抵抗の差が大きくなるので この領域でやっとフルカウルのYZF-R125がトップになりました。 グロムは完全に遅れているのが分かりますね。 |
最終的にはYZF-R125が最初に時速100Km/hに到達しましたが その時、GSX-S125は95Km/hで グロムが90Km/hという結果になりましたが 結果的には0-100Km/hのグラフと 大体同じ感じになりました。 |
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