YZF-R125・R15 スパークプラグの交換 |
今回はYZF-R125のスパークプラグを交換しますが R15とも共通の作業です。 スパークプラグは消耗品なので 3000Km毎の交換を推奨していますが 今回はエンジンの点火系のチューンナップとして 交換したいと思います。 という事で・・今回用意したブツは NGKのmotoDXプラグ CPR8EDX-9Sで イリジウムプラグの約2倍の耐久性があるので 長い目で見ると実はコスパに優れた最新のプラグです。 R125・R15は単気筒エンジンなので1本だけ必要ですよ。 |
ちなみにYZF-R125・R15の純正プラグは 昔ながらのレジスタープラグで NGKのMR8E-9が使われています。 |
それでは早速作業編ですが スパークプラグを交換するには 車体右側のフロントサイドカウルを外しておく必要があります。 カウルの外し方については ここのページで説明しているので 今回は省略しますよ。 |
まずはスパークプラグに刺さっている プラグキャップを抜きます。 |
ブロワーやエアダスターを使って プラグまわりの砂利をしっかり飛ばしておきます。 |
16mmのディープソケットを使って スパークプラグを2周程度緩めます。 ちなみに16mmのディープソケットは キャッチ機能が付いたプラグレンチじゃなくても良いですし 17mmのディープソケットでも代用出来ます。 |
最初に工具で少し緩めたら あとは素手で回して外せます。 |
スパークプラグを外すと エンジンの燃焼室に繋がった穴が空いているので ゴミが入らないように素早く新しいプラグを差し込みます。 |
新しいスパークプラグを取り付けますが とりあえず締められる所まで素手で回すか 16mmのソケットを直接手で持って回します。 |
仕上げにトルクレンチで締めますが 規定締め付けトルクは13N-mです。 トルクレンチを持っていない場合は 1/6回転締め込みます。 一度使用したスパークプラグでは1/12回転締めます。 |
仕上げにしっかり奥まで プラグキャップを挿し込めば作業完了です。
正直、新品同様のレジスタープラグから motoDXプラグに交換しても 低回転域での失火率が減って トルクが増した事を体感出来る事は難しいのですが イリジウムプラグやmotoDXプラグは電極が硬い為 レジスタープラグのように電極の角が丸まって 点火力が落ちてこないので 性能が長く維持出来る所が長所だと思います。 |