YZF-R125･R15 フロントサイドカウルの脱着 Vol.3

次はフロントサイドカウルを外すので

外側にあるキャップボルトを外しますが

カウリングを固定している

2種類のキャップボルトの法則としては

フレームに固定してあるボルトには

5ミリの六角穴のキャップボルトが使われていて

カバー等に固定してあるボルトには

4ミリの六角穴のキャップボルトが使われています。

それぞれの取り付け時の締め付けトルクは

上側の4ミリのキャップボルトが4.5N-mで

下側の5ミリのキャップボルトが7N-mです。

カウル固定しているキャップボルトは

全て同じ締め付けトルクです。

下側のキャップボルトは

裏側からナットを使って固定してあるので

10ミリの工具を使ってナットを押さえながら

キャップボルトを外します。

後はグロメットで固定されているだけなので

後ろ側からフロントサイドカウルを剥がしています。

グロメットを剥がしていくと

最後に黄色のツメがあるので同じように引き剥がすと

フロントサイドカウルが車体から外れます。

車体右側のフロントサイドカウルが外れると

主にマフラー交換や冷却水の交換が行えます。

少し作業性は悪いのですがスパークプラグの交換も行えます。

車体左側のフロントサイドカウルを外すと

主にクラッチワイヤーの遊び調整を根元側で行えます。

次はフロントサイドカウルの内側にある

アッパーサイドカウルを外すので

先にサイドカバーを外しておきます。

矢印の3本のキャップボルトを外しますが

取り付け時の締め付けトルクは

赤矢印はスクリューボルトなので1.8N-mで

黄矢印は7N-mです。

サイドカバーのフロント側には黄色矢印の突起物が

カバーの内側にあるグロメットに刺して固定されているので

ネジを3本外した後に外側に引っ張って外します。

赤矢印の後ろ側にある出っ張り部分は

シートの内側に差し込んであります。