HONDA VFR800F エンジンオイル交換 Vol.1

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VFR800F(RC79)エンジンオイル交換アイテム

今回はVFR800Fのエンジンオイルと

オイルフィルターを交換する作業です。

オイル交換に必要なアイテムは・・

1Lのエンジンオイル缶×3本~4本

オイル交換のみの場合は2.9Lなので3本

オイルフィルターを交換する場合は3.1Lなので4本必要です。

0.1Lは本当に必要なのかどうかは

最後に検証しているので参考にして下さい。

ドレンボルトのワッシャー(294109-12000)

12ミリのドレンワッシャーなら何でも使えます。

カートリッジ式オイルフィルター(15410-MFJ-D01)

オイルフィルターは2回のオイル交換に対して1回交換しますが

今回はコスパに優れた

ユニオンの互換フィルターを使っています。

 
廃油処理ボックス

もっとも重要なのが廃油の処理ですが

VFR800の場合は3L前後の廃油が出るので

4.5L用の廃油処理ボックスを使った方が早いのですが

なんせ大きく重いので捨てにくい場合がありますね。

コンパクトに処理したい場合は

2.5L用の廃油処理ボックスを2個使ったり

買い物等で余ったビニル袋を2重にした物を3つほど作り

その中に廃油を吸着する綿等を入れて処理するかですね。

 
VFR800F(RC79)後期型キャニスター

オイル交換作業はセンタースタンドを立てて行いますが

オイルフィルターを交換する場合

まずは車体右側のカウルの隙間から

チャコールキャニスターの有無を調べます。

 
VFR800F(RC79)チャコールキャニスター

2016年からの排ガス規制により

キャニスターの装着が義務化されました。

つまりVFR800Fの初期型にはキャニスターが無いので

車体右側のアンダーカウルを外して

ここからオイルフィルター交換を行います。

 

2016年以降に生産された車体では

キャニスターが邪魔になるので

車体左側のアンダーカウルを外して

オイルフィルター交換の作業を行います。

アンダーカウルの外し方はここのページで載せているので

今回は省略しますよ。

 
VFR800F(RC79)オイルフィルターとドレンボルト

ちなみにカートリッジ式のオイルフィルターと

ドレンボルトはここにありますが

オイル交換のみの場合は

アンダーカウルを外す必要はありません。

 

まずはエンジンオイルを抜くので

17ミリの工具を使ってドレンボルトを一周程度緩めます。

氷点下の気温になる極寒の季節でない限り

事前にアイドリングさせて

エンジンオイルを暖める必要はないと思いますし

エンジンオイルを暖めるとエキゾーストパイプ等で

火傷するリスクがあるので危険です。

 

ここでドレンボルトの下に直接廃油ボックスを置くか

オイルの受皿を置きます。

 

あとは素手で直接ドレンボルトを外しますが

絶対に手をオイルで汚したくない場合は

ビニールかゴム系の使い捨ての手袋を使います。

 

写真のようにアルミワッシャー(パッキン)が

エンジン側にくっついている場合があるので

外してドレンボルト側に乗せておきます。

 
VFR800F(RC79)廃油

そのままドレンボルトを外すとオイルが流れます。

 
VFR800F(RC79)フィラーキャップ

車体右側にあるフィラーキャップを外すと

大気圧が掛かるので勢いよくオイルが流れますよ。

 
VFR800F(RC79)オイルドレンボルト

オイルが流れている間に

ドレンワッシャー(パッキン)を新品に交換します。

 
VFR800F(RC79)アンダーカウル脱着

オイルが流れる勢いが無くなったら

キッチンペーパー等の適当なウエス

ささっと拭いてドレンボルトを元戻します。

 

とりあえず素手で閉まる所まで締めます。

 
VFR800F(RC79)オイルドレンボルト締め付け

仕上げに工具を使ってドレンボルトを締め付けます。

締め付けトルクは30N-mですが

ドレンボルトとの接合部にオイルが付着している場合は

規定トルクでも締め付け過ぎてしまう事があるので

締め付ける時に抵抗があまり無ければ

1/4回転以上は締め付けないようにします。

のちにオイルがドレンボルトに滲んできたとしても

1/8回転ほど増し締めすれば止まるので

とにかく締め付けすぎない事が何よりも重要です。

 

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