それでは今回のメインイベント・・
SV650の0-100km/hの加速データをグラフにしました。
速さの目安にする為にも
近いタイムの車両のデータも載せています。
ここでの共通レギュレーションとして
エンジン回転数を上げてのスタートは禁止で
普段の実用的な加速力を知る為に
停車時からのスタート時にクラッチを繋げる回転数は
2000回転程度に制限していますよ。
グラフの縦は秒で横が時速(Km/h)になります。
SV650の0-100Km/h加速のタイム(黒線)は4秒でした。
実際には3.97秒だったのですが四捨五入しています。
やはりSV650は2気筒エンジンという事もあり
スタートした瞬間の加速力も良いのですが
ギア比的にも2速のレッドゾーンで110Km/hほど出るので
0-100Km/h加速をするにもピッタリなギア比だと思います。
このグラフの中での直接的なライバルは
排気量的にもホンダのCBR650R(RH03:赤線)や
ヤマハのMT-07(RM07J:緑線)だと思いますが
まずは4気筒エンジンのCBR650Rと比較すると
スタート時から時速80Km/hまでは確実にSV650がリードしていて
時速80Km/hの地点でピッタリ横に並ぶ感じになりますが
しかし、そこから以降の加速では
さすがに高出力な4気筒エンジンには負けてしまいますね。
しかし、時速80Km/hあたりまでの実用的な速度域では
SV650の方が確実に速いので
これが2気筒エンジンが実用的だと言われている理由ですし
当然、燃費に関しても断然2気筒エンジンが優れています。 |