ロードバイクの組立 11.リアディレイラーの調整4 |
ワイヤーが張れたので、ペダルを手で軽く漕ぎながら コントロールレバーをカチっと 1速分だけ倒してシフトダウンさせます。 たぶん、シフトダウンしないと思います。 そのまま手でペダルを手で軽く漕ぎながら さきほど、最後まで締めた赤矢印の ワイヤー調整ネジを1クリックずつ緩めていきます。 このネジは緩める方向に回すことで ワイヤーが張っていきます。 そのうち、ギアが1段ダウンして 写真のように右から2枚目のギアに チェーンが移動すると思います。 ギアがダウンしても、シャッシャッシャっとギアと チェーンが干渉する音がなくなるまで 調整ネジを1クリックずつ締めて下さい。 音がなくなったらもう一度、コントロールレバーを カチっと1速分だけ倒してシフトダウンさせます。 今回も、シフトダウンしないと思います。 同じように、ワイヤー調整ネジを 1クリックずつ緩める方向に回してワイヤーを張っていきます。 そのうち、ギアが1段ダウンして 右から三段目のギアにチェーンが移動すると思います。 シャッシャッシャッっと干渉音がなくなるまで 調整ネジを1クリックずつ締めたら これで、リアディレイラーのワイヤーの張り調整は完了です。 ワイヤーの張り具合がディレイラーの動きの全てです。 何度か走っていると、ワイヤーが伸びたりして 干渉音が鳴ったりしますので その度に、ワイヤー調整ネジで微調整してください。 ワイヤーを締めていくと ディレイラーのプーリーが左側(ローギア側)に移動して 緩めると、右側(トップギア側)に移動していく構造になっています。 |
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