KAWASAKI ニンジャ400 ハンドルグリップの交換 Vol.1 |
今回はNinja400のハンドルグリップを交換します。 この作業もNinja250(EX250P)と共通です。 人間のオシャレは足下からと言われていますが バイクのオシャレはグリップからなんですよ・・ という事で今回用意したブツは デイトナ(Daytona)のPRO-GRIP #717 ブラック/グリーン(63699)です。 耐震ゲル仕様なので手に伝わる振動を 軽減する効果がありますよ。 |
それではさっそく作業編です。 どっちからでも良いのですが まずは右側のハンドルグリップから交換していきますよ。 |
まずはバーエンドを外すので キャップボルト(六角6ミリ)を外します。 |
カワサキ車はネジ止め剤が使われているのでネジが硬く 普通の六角レンチよりもラチェットハンドルに 六角のソケットを使った方が力が入れやすいですよ。 |
バーエンドが外れました。 このようにネジにネジ止め剤がたっぷり塗ってあるので 最初にグっと力を入れて ネジ止め剤を割る感じで外すのがコツです。 |
グリップの端を軽くめくって あの出っ張りからグリップを外しておきます。 |
そしてこれが長年のグリップ交換作業から見出した シリコンヘラ工法です。 グリップと同じの長さ(115mm)のコーキングヘラに シリコンスプレーを吹いて作業をします。 ヘラの幅は10ミリ~15ミリが使いやすいです。 純正グリップが必要ないのなら カッターナイフで切って外しても良いですよ。 |
シリコンを吹いてベトベトにしたヘラを グリップとハンドルバーの間に5ヶ所くらいに刺します。 グリップが完全に浮くと回した時に空回りするので そうなったら簡単に抜けます。 |
グリップが抜けました。 ウエスや適当な物でシリコンスプレーを拭き取っておきます。 |
残っているボンドを適当に剥ぎ取ります。 |
ここからは素早く作業を行いますよ。 スロットルの半分くらいまでウルトラ多用ボンドを たっぷり塗ります。 |
素早くグリップの中に向かって一周 パーツクリーナーを吹いておきます。 |
回転させながらグリップを差し込んで ボンドをグリップ全体に馴染ませます。 固まると動かせなくなるので早めに グリップの模様を好みの向きにしておきます。 はみ出したボンドは拭き取っておきます。 |
後はバーエンドを元に戻せば アクセル側の作業は終わりです。 ボンドが完全に乾くまで 最低でも3時間は運転しないようにするか グリップを強く握らないように注意してください。 |
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