YAMAHA MT-09 燃料タンクの取り外し Vol.3

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作業の詳細ですが

車体右側から覗くとコネクターのツメが見えるので

ここをツマミながら抜き取ります。

手前の2本のホースは先にクリップを摘まんで

しっかり下げてからホースを抜きますが

そこそこ硬いので両手を上手く使って作業を行います。

 
MT-09(RN69J)燃料ホースリテーナー

最後に車体左側から燃料ホースを抜きますが

ホース内に残っているガソリンが流れてくるので

下にウエスか雑巾を敷いておきます。

キッチンペーパーなら10枚くらい重ねて置いておくと安心です。

燃料ホースの抜き方は

矢印(リテーナー)の隙間にツメを入れて

ねずみ色の部分を下げる事でロックが解除され

ホースが抜ける状態になります。

 

本当はやってはいけないのですが

どうしても硬くてロックが解除出来ない場合は

マイナスドライバーを突っ込んで

テコの原理で下げるとあっさりロックが解除されます。

リテーナーは樹脂で出来ているので

金属の工具を突っ込むときは出来るだけ丁寧に扱います。

 
MT-09(RN69J)燃料歩ホースリテーナー解除

リテーナーのロックを解除するとこんな感じになります。

 
MT-09(RN69J)燃料ホース取り外し

ホース内に圧力が残っている場合は

ガソリンが勢いよく流れる場合があるので

燃料ホースを抜くときはウエスを当てながら抜きます。

燃料ホースはあえて出口を下向きにして

出口付近のガソリンをウエスに出しておきます。

燃料タンクの方も衝撃や振動などによって

弁から出口までのガソリンが流れてくる可能性があるので

ある程度ウエスに染みこませて

タンクを運んでいる時に不意に流れてこないようにしておきます。

 
MT-09(RN69J)燃料タンク

燃料タンクを地面に置くときは

キズが付かないように適当な敷物をまわりに敷く事と

フューエルポンプのホース部分が

地面に接触しないように留意します。

中のガソリンが多い時は前部分を少し浮かせて

車体に取り付けてあった角度に合わせます。

 

作業中は燃料ホース内に貯まっているガソリンが

いつ流れてきてもいいように

下にウエスか雑巾を敷いておきます。

燃料タンクを元に戻す時は逆の手順で元に戻しますが

フレームを傷つけないように

ウエスや雑巾をフレームの上に敷いてから

元に戻した方が安心ですね。

 

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