スプリングの自由長が伸びて
スプリングレートが下がった事もあり
プリロードの設定を最弱にすると
乗り心地はもう最高というか
純正のリアショックとほぼ同じ乗り心地になったので
オフロードでのデコボコ道でも
330ミリのショックよりも明らかに快適に走れるようになりました。
330ミリのショック同様に純正のショックよりも
減衰力の立ち上がり方に高級感があるというか質が良いので
リアタイヤの接地感も良くスタビリティも確保出来ますし
オンロードを飛ばし気味で走りたい場合は
好みの硬さまでプリロードを固める事で対応出来るので
オンロードからある程度のオフロードまで走れます。
むしろオフロードを走るとこのリアショックよりも先に
純正のフロントフォークが音を上げて底付きしてしまいます。
純正のリアショックは乗る人の体重によっては
路面からの入力によって底付きが起こるのですが
このショックでは最弱のプリロード設定でも
全く底付きが起こらなかったのでまさに純正ショックに求めていた
理想的なリアショックだと思いました。
20ミリ全長が伸びた事で尻上がりの車高になる事が心配でしたが
柔いスプリングレートのおかげで
車体に跨いだ時には多めに沈み込むので
330ミリのYSSショックから変えると
ヘッドライトの上下の向きを調整をしなくても問題ありませんでした。
つまり、車高は330ミリのバネレートが硬めのショックと
ほぼ同じ車高という事になりますね。
このリアショックは間違いなく330ミリのショックよりも
万人にお勧め出来るのですが
やはり純正ショックでも底突きしない軽い体重の方だと
跨いだ時の沈み込みが浅くなることで
純正ショックに比べて尻上がりの車高になり
足つき性が悪くなるという事で
純正ショックで全く問題がない人は変える必要は無いと思います。 |