HONDA モンキー125 フロントフェンダーの延長 Vol.1 |
今回はモンキー125のフロントフェンダーを延長させます。 とりあえずこれを見て下さいよ・・ モンキー125もそうですがオフロード車のように 前輪とフロントフェンダーの隙間が空いている車両では 未舗装路を走る事で前輪が泥を大きく巻き上げ 車体の斜め前方に飛ばしてしまうのですが それが走行風によってブーメランのように帰ってきて ヘッドライトに当たります。 |
ヘッドライトまわりはだんだんドロドロになっていきます。 泥ならまだマシな方で 小石がブーメランのように飛んできたら最悪ですよ。 オフロード車でヘッドライトにプロテクターを付けるのは その飛び石を防ぐ為でもあります。 モンキー125にヘッドライトプロテクターを付けるのは あまりにも似合わないので フロントのフェンダーを延長させる事で 泥跳ねや飛び石からヘッドライトを保護したいと思います。 |
今回使用した素材は サンデーPET(PET樹脂板)の1.5ミリ厚の200×300です。 サイズは200×300以上なら問題ないのですが 厚みは1.5ミリ厚は絶対条件です。 というのも1.0ミリだとフニャフニャ過ぎますし 2ミリ厚以上だと切断するのに樹脂専用のカッターを 使わないといけないので手間が掛かります。 1.5ミリ厚だと万能ハサミで気軽にカットする事が出来ますよ。 |
さっそく作業編ですが まずはモンキー125の車体から フロントフェンダーを回収して部屋に持って帰るので ブレーキホースを固定しているナット(10ミリ)を外します。 |
前輪の真上にある六角ボルト(10ミリ)も3本外すと フロントフェンダーが外れます。 |
フロントフェンダーが外れました。 後は部屋で内職です。 |
まずはペット樹脂板をカットします。 横は200ミリをそのまま使い 縦は今回220ミリでカットしました。 この縦の長さがフェンダーの延長に影響します。 スタイリングを重視するなら200ミリくらいに抑えた方が良いですね。 確実に泥跳ねを押さえ込みたいなら220ミリの所でカットしてください。 工作マットを下に敷いて上からマジックで点を打つ事で ハサミでも真っ直ぐにカットする事が出来ます。 これで横200ミリ×縦220ミリの板になった訳ですが 横幅に対しての中心部分の100ミリの位置に 縦に向かって数カ所に点を打って 板の中心が分かるようにしておきます。 |
フェンダーの中心にも端から2~3ヶ所に 点を打って中心が分かるようにしておきます。 |
あとはヒートガン(ドライヤー)を使って 樹脂板を暖めながらフェンダーの内側に押しつけて フェンダーの形状に変形させていきます。 1.5ミリ厚なのでそこそこ熱くなるまで暖めないと うまく変形してくれませんよ。 樹脂板は端から100ミリあたりまでを フェンダーに押し当てます。 そこが後に両面テープで固定する所になります。 軍手をしていないと熱くて火傷しますよ。 |
樹脂板がフェンダーの形状になったら フェンダーの両端から飛び出た余計な部分をカットして それに合わせて樹脂の先端まで幅を整えます。 角の部分は丸くカットする事で見栄えも良くなります。 これで延長させるフェンダーの骨格が出来ました。 |
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