HONDA モンキー125 政府認証マフラーの消音 |
静かだと思って安心して買った 政府認証マフラーの排気音が 想像以上にうるさいと思っちゃった場合 政府認証マフラーはエンド部分のバッフルを 溶接で固定されていたり、リベットが使われていて 外せないようになっています。 今回はそういうマフラーの音量を 簡単な方法で落としてみます。 |
今回のモンキー125のSP武川のマフラーなんて サイレンサーの一次側もこのように溶接で繋がれているので どこにも追加のバッフルを入れる所がありません。 |
そこで今回は医療機器のステントからヒントを得た ステント工法を使ってマフラーの口径を絞ります。 素材は0.5ミリ厚の300×225の パンチングのステンレス板を使います。 ん~、見かけもステントっぽいですね。 |
写真のように金切りハサミで最低50ミリほどの幅でカットします。 100ミリ程度長くする事で排気干渉の効果も得られるので さらに消音効果は大きくなりますよ。 長さは板の端から端までの300ミリを使います。 |
差し込むマフラーの口径に合わせて丸めます。 今回はパンタジャッキに使う棒に巻き付けました。 最初の2~3周はウォーターポンププライヤー等を使い 形を形成させながら巻き、後は手で巻いてきます。 |
こんな感じに仕上がりになりました。 |
端っこをラジオペンチ等で摘んで回転させながら 絞りこんで奧まで差し込んで 筒の中に端まで収まったら 端を摘んで逆に広げる方向に回します。 最後は摘んだ所を広げて筒状に戻します。 金属が反発する力とパンチング素材の摩擦力によって 外れる事がありません。 試しにペンチで端を引っ張ってみて下さい・・ 外れないと思います。 この時点で口径が23パイから16パイまで絞れます。 ちなみに16パイになっても モンキー125のエンジンでは 加速性能や最高速性能は落ちませんよ。 同じやり方で150ミリほどの幅の板を丸めて追加すると さらに口径が絞れます。 |
という事でアイドリングの音を収録してきました。 純正マフラーと政府認証マフラーの違いは 主に低音の強さだけなので 口径を絞っていくと低音部分が小さくなる事から 12パイまで絞ると純正マフラー並・・ それ以上に静かになります。 さすがに12パイまで絞ると 最高速が出るあたりの性能は落ちますけどね・・ 性能も落とさずに消音出来る事からも ベストなのはやはり16パイあたりでしょう。 |