HONDA モンキー125 スパークプラグの交換 |
今回はモンキー125のスパークプラグを交換します。 スパークプラグの交換サイクルは 3000Km~5000Kmと言われていますが 今回は点火系のチューニングとして積極的に 高性能なスパークプラグに交換したいと思います。 という事で今回用意したアイテムは NGKのイリジウムプラグ CPR7EAIX-9です。 |
モンキー125の純正プラグ(CPR6EA-9)が上で 下が今回交換するイリジウムプラグ(CPR7EAIX-9)です。 もはやイリジウムプラグは標準のプラグとして 世の中に浸透しましたが 残念ながらモンキー125は昔ながらのプラグです。 で・・モンキー125の取説には標準と高速の 2つのスパークプラグの型番が指定されていて 今回交換するイリジウムプラグは 純正プラグよりも熱価が7番の 高速向けのスパークプラグになります。 ちなみに標準のイリジウムプラグだと熱価が6番の CPR6EAIX-9Sになります。 高速が良いのか標準が良いのかは 実際に走った後に プラグの焼け具合を見るしか判断出来ませんが 時速60Km/h以内の走行なら 熱価が6番のプラグで問題ないと思います。 |
確実に違いを体感したいなら 2019年に登場したルテニウムのmotoDXプラグですね。 イリジウムプラグよりもちょびっと価格は上がりますが 約2倍の走行距離を走れるので ランニングコストではイリジウムプラグよりも優れています。 ただ、ラインナップが少なく 熱価が7番からのプラグしか売られていないので マニュアルで言う高速向けのプラグになります。 トロトロまったり走行をする場合には 向かないというかカブる可能性がありますが 時速60Km/h前後で幹線道路を走るような 走行をしている場合では問題なく使えますよ。 モンキー125に適合するmotoDXプラグはCPR7EDX-9Sです。 |
耐久性が高いのも有り難いのですが 何よりルテニウムのmotoDXプラグは 外側電極が従来のイリジウムプラグよりもかなり細く 丸い形状をしているので 吸気や燃焼の妨げになりにくい事から イリジウムプラグよりも 加速性能が向上する可能性が高い所が良いのです。 |
それではさっそく作業編です。 まずはプラグコードを外します。 |
プラグが出てきました。 |
16ミリのプラグレンチかディープソケットで外します。 モンキー125には車載工具の中に プラグレンチが無いので予め用意する必要がありますよ。 工具によっては最後まで差し込むとエンジンに当たるので 当たるちょっと手間で回します。 |
スパークプラグが抜けました。 中にゴミが入らないように素早く新しいプラグを挿します。 |
とりあえず手で回せる所までプラグを回します。 |
仕上げに16ミリの工具で締め付けます。 メーカー指定の締め付け量は1/4回転(90度)です。 ちなみにプラグを再利用する場合は ガスケットが潰れている状態なので 1/12回転(30度)だけ締め込みます。 後はプラグコードをしっかり差し込めば作業終了です。 |
純正プラグがヘタった状態で交換しない限り イリジウムプラグの性能を体感出来る事は希ですが ルテニウムのmotoDXプラグでは 全域でトルクが増したような気がしました。 確実に体感出来ると思われる、もっとも分かりやすい違いは シフトダウンする時のブリッピングで いつもよりも多めにエンジンが吹け上がるのが分かると思います。 |