TROMOX MINO-B 充電スタンドを庭に作る |
今回はMINO-B専用の充電スタンドを庭に作る事で スムーズにかつ安全に充電出来るようにします。 まずは車体に付属している専用充電器をみていきますよ。 |
MINO専用充電器の一次側は 100Vの家庭用コンセントに差し込む側なんですが ケーブルの長さは1.2メートルでした。 |
家庭用コンセントに差し込む側のケーブルは PCや液晶モニターの電源ケーブルと全く同じ物なので 純正品でなくても簡単に手に入りますし ケーブルを延長する事も簡単ですね。 |
次は専用充電器の二次側ですが ケーブルの長さは約1メートルでした。 二次側の先端部分はMINO-Bに差し込む専用ソケットですし 充電器からも取外しが出来ないので つまり、MINO-Bの車体にある充電ソケットから 1メートル以内に充電器を設置する必要があります。 これが充電スタンドを作る上での一つの制約ですね。 |
それではMINO-Bを乗り入れる事が出来る庭の柱に 専用充電器を固定したいと思いますが まずは3Mの強力な両面テープを貼りました。 |
柱に両面テープで貼り付けてから 太い結束バンドで柱に固定しました。 結束バンドがスルっと抜けないように 摩擦抵抗を高める為にも 5ミリの薄いエプトシーラーを貼っています。 そもそも両面テープでしっかり固定出来ているので 今回のような固定方法の場合は エプトシーラーは必要無いのですが 結束バンドを充電器に巻いて そこにフックを掛けてどこかに吊したい場合は 結束バンドを縛る所にエプトシーラーを貼っておくことで すり抜けるのを防げます。 雨に当たらない所に充電器を設置する事が必須なんですが 雪が降る地域や季節の場合は 雨よりもより奥深くまで飛んでくるので 上からビニールのような物を被せる対策が必要ですね。 |
庭の100Vコンセントにアースを接続する所が無い場合は 感電防止の為にもアース棒を使って 地面からアースを取りたいと思います。 |
なるべく湿っている土の部分に アース棒が見えなくなるまでトンカチで打って埋めます。 ここで注意したいのは排水管を打ち抜いてしまう事です。 給水管やガス管は管の素材的にもまず打ち抜けないのですが 排水管は薄く割れやすいので簡単に壊れてしまいます。 予めスコップで掘ってみて 何も無い事を調べておいた方が確実ですね。 |
アース棒の所から100Vのコンセントの所まで 距離がある場合は適当なケーブルと 圧着接続端子を使って繋ぎ延長させますが ケーブルの末端の被覆を電工ペンチを使って 3~5ミリほど剥いてから 銅線部分を圧着接続端子に突っ込んでから 電工ペンチで端子の両端を潰します。 ケーブル同士を繋ぐのはギボシ端子でも何でも良いのですが 圧着接続端子がもっとも作業が簡単で抜けません。 |
電源ケーブルから飛び出しているアース線と アース棒からのケーブルを固定しますが もっとも簡単な方法はボルトナットで固定する方法ですね。 |
コンセントの抜き差しを必要とする場合は コネクターを使った方が便利なので アース線の末端にあるクワ型端子を切り落として 端子を接続しコネクターに差し込んで固定します。 今回は110型の2Pコネクターを使っています。 |
これでコンセントと共に アース線の抜き差しも簡単になります。 |
とりあえずこれで庭でスムーズに充電する事が出来る MINO-B専用の充電スタンドが完成しました。 |
さらに充電する量を任意に設定したい場合は このような物理タイマーを介して充電器に繋ぎます。 デジタルタイマー等を試しましたが このダイヤル式のシンプルなタイマーの方が 1秒もあれば設定が出来るのでもっとも使いやすかったです。 予め地域によって50Hzと60Hzを設定して下さい。 約45分で10%充電する事が出来るので MINO-Bのバッテリー残量から計算すると 任意のパーセントまで充電する事が出来ますよ。 これで出来るだけ避けたい100%充電する事を 100%防ぐ事が出来ますが バッテリーを出来るだけ長持ちさせるなら 80%~20%の間で運用した方がベストですね。 |