性能にしても、写りにしても、確実に旧型より進化していて
価格が上がった分以上の価値は、十分にあると思うのですが
問題は、価格が上がった事によって
EF40mm F2.8 STMやEF-S24mm F2.8 STMの
単焦点レンズとほとんど価格差が無くなってしまった事なんですよ。
APS-C機だとEF-S24mm F2.8 STMで
フルサイズ機だとEF40mm F2.8 STMですね。
旧型のEF50mm F1.8 IIは、他の単焦点レンズよりも
圧倒的に価格が安かったという点で
初めての単焦点レンズとして多くの人に支持された訳ですが
価格差が縮まる事によって、最初に単焦点レンズを買うときに
EF40mm F2.8 STM(EF-S24mm)と
どっちにするのか迷ってしまいますよね。
画質を考えると、通称パンケーキと呼ばれてる薄型の
EF40mm F2.8 STM(EF-S24mm)は、不利なんですが
決して画質が悪いという訳ではなく
むしろ、他メーカーのカメラのパンケーキレンズと比べると
かなり優秀だと言える画質を持っています。
F1.8の明かるさがウリのEF50mmと
画角が広くてコンパクトがウリなEF40mm(EF-S24mm)ですが
使いやすさで言うと圧倒的に
EF40mm F2.8 STM(EF-S24mm)ですね。
特にAPS-C機に50ミリのレンズを装着すると
画角は80ミリになるので望遠レンズの領域に入るので
室内では使いずらく、しかも最短撮影距離でも
EF40mm F2.8 STM(EF-S24mm)の方が優秀なので
APS-C機でEF50mmを使い切るには場所を選びます。
つまり・・価格を無視した場合では
初めの単焦点レンズに一番相応しい(お勧め出来る)のは
フルサイズ機だとEF40mm F2.8 STMで
APS-C機だとEF-S24mm F2.8 STMって事になりますが
画質と明るさ(ボケ量)を優先するなら
やっぱりEF50mmになりますね。
|