一眼レフ・レンズインプレッション

ぶっちゃけデジタルカメラなんて1~2年くらいで新型が出るので

価値が落ちていくのが定めなのですが、レンズは一生物の財産です。

カメラよりレンズに力を入れましょう。

* * * 標準 ズームレンズ * * *

一般的なデジカメの画角とほぼ同じで、広角側が18~最大に望遠しても50~70ミリほどの標準的なズームレンズ。

Canon EF-S18-55mm F3.5-.5.6 IS

kissのレンズキットに付いてくる標準ズームレンズです。

手ブレ防止機能もしっかり効いてくれて、最短撮影距離が0.25mなので

マクロ撮影もそこそこ、こなせます。

AF速度も、そこそこ早くストレスは感じません。

樹脂を多く使っているのか、このレンズはとても軽いので

重量バランス的にもKissシリーズとの相性が良いですね。

しかし・・MFリングというかレンズの筒を直接回すタイプですが

筒の剛性が低く、グラつきが気になりますね・・MFでの操作には問題ありです。

APS-C専用レンズです。

シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

このレンズと、17-50㎜のF2.8の通しにするか迷う所ですが

明るさを選ぶか、ズームの幅を選ぶかですが

こっちは、HSMを搭載しているのでAFが速いです。

キットレンズに採用されている標準ズームレンズの性能を

全体的に強化したようなレンズですね。

手ブレ防止が付いてますが、キヤノンの最新のISほどは効いてない感じです。

最短撮影距離が0.22mで寄ることが出来るので、それなりにマクロ撮影もこなせます。

唯一の弱点があるとしたら、やはりフィルター経が72mmという事で

レンズが大きい所でしょうか・・

APS-C専用レンズです。

シグマ 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM

我が部で、もっとも高級なレンズです。

5Dmk2に常に装着しているレンズで、ポートレートから風景まで

大抵、これ一本で済ませられます。

ズームレンズだからといって画質に妥協をしなくても良いレベルのレンズです。

Lレンズ対抗というか、価格的には中古のLレンズ対抗ですね・・

広角側が24ミリという事で、フルサイズ機の為の標準ズームレンズです。

通しのF2.8という明るさなので、太くて重いのを覚悟しなくてはいけません。

購入時、前ピンだったのでシグマに調整に出しましたが、それからは問題なく使えます。

開放から十分使える画質で、絞れば単焦点に負けないくらい

カリッとくっきりな画質ですね。

* * * 標準~中望遠・望遠 ズームレンズ * * *

標準ズームレンズを、さらに望遠が効くようにした万能なレンズだけど、それなりに画質や明るさは落ちてしまう欠点も・・

Canon EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM

フルサイズ機の為の望遠側に振った標準ズームレンズですね。

APS-C機だとまず手を出さなくて良いレンズだと思います。

設計が古いのか、ISの効きも最新のレンズと比べると弱いし

ISの動作中はウンウン音がします。

AFは、USMという事でちゃんと速いです。

ぶっちゃけ画質は、フルサイズ機の解像度を生かし切れるような

性能を持っていないと思います。

しかし、フルサイズ機だと、このレンズ以外の純正の標準ズームレンズは

Lレンズしかありません。

TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II

広角18㎜から望遠200㎜までをカバーするオールマイティーなレンズです。

レンズ交換が出来ない(したくない)環境での撮影や、軽装備で撮影したい時に力を発揮します。

レンズキットの価格によっては、カメラボディとこのレンズ1本で済ませた方が

色々出来るので、レンズキットを買うより結果的に一番安く済む可能性があります。

マクロ性能は純正キットレンズに微妙に負けてます。

時々、AFがマクロレンズのように思いっきり迷いますし・・遅いです。

高倍率ズームに画質を求めてはいけません。

APS-C専用レンズです。

* * * 望遠 ズームレンズ * * *

望遠に特化したズームレンズ。

Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS

Kissシリーズのダブルズームレンズキットに付いてくるレンズですね。

望遠レンズなのに軽くてKissシリーズとの相性が良く扱いやすいですね。

手ブレ防止機能もしっかり効いてくれるので

250mmでもファインダー内はかなり安定していて、手持ちでも安心して撮れます。

USMは付いていませんが、比較的新しいレンズのせいか

AFの速度も遅いとは感じませんね。

安いレンズなのでやっぱり樹脂マウントですが、絵もなかなかシャープに写るし

扱いやすくて気に入っているレンズです。

APS-C専用レンズです。

シグマ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

我が部の望遠鏡的な使い方をする典型的な望遠レンズです。

被写体に近づけない場面での撮影に力を発揮します。

200mmから300mmの範囲限定のマクロ機能が備えてあり

切り替えると最短撮影距離が少し短くなります。

しかし、300mmでのマクロ撮影はかなり神経を使い、ミラーが動く振動や

AFのモーターが動く振動でもブレます・・使う三脚の性能も試されます。

AFは明らかに遅いですね・・

このレンズの最大の魅力は価格でしょう。

DGという事でフルサイズ機でも使えます。

シグマ APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

上で紹介したレンズの画質強化番です。

能力は上で紹介したレンズとまったく同じです。

値段が高いだけにこっちには、ポーチ型のレンズケースが付いてきます。

赤いラインはLレンズを意識したのでしょうか・・APOの証です。

もちろんフルサイズ機でも使えます。

TAMRON SP 70-300mmF4-5.6 Di VC USD (A005E)

タムロンの最新鋭の望遠ズームレンズで

手ブレ防止機構(VC)と超音波モーター(USD)を装備。

しかも期待を裏切らずリーズナブル。

AFの速さはキヤノンのUSMには及ばないけど

遅いというストレスはまったく感じません。

手ブレ防止機構は凄まじく強力で、300㎜での撮影でも

手持ちの1/60秒のシャッター速度で撮れてしまうほどです。

AF精度も信頼性が高く、頼りがいがありますし

画質も高倍率なズームレンズの割には、意外とシャープです。

結構大きくて重いですが、かなりの完成度を誇るレンズですね。

フルサイズ機でも使える所も良いですね。

* * * 広角 ズームレンズ * * *

主に風景撮影などに適した広い画角を持つズームレンズ。

トキナー AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4

広角側で最大12ミリの焦点距離を持つ広角レンズです。

最短撮影距離が0.3mなので意外と被写体に寄れて扱い安いのですが

なんせ広角なんで寄った感じがしません。

広角と言えば風景写真を撮りたいのでPLフィルターを付けたくなるのですが

レンズ口径が77ミリもあるので下手するとフィルター代で安いレンズが買えます。

広角レンズは、ただワイドに風景などを撮れるだけでなく、

遠近感が実際に目で見るのとは違ってきますので

例えば部屋を広角で撮ってみると、かなり広い部屋のように撮れたり

被写体に寄ると実物より大きくなった感じで撮れます。

AFは、かなり遅いですね・・まあこれで動体を撮ることはまずないので問題ないと思いますが・・

APS-C専用レンズです。

シグマ 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

上のトキナーレンズと似たようなレンズなのですが

こっちのレンズは、フルサイズ機でも使えます。

フルサイズ機で使えばそのまま12ミリの超広角な絵を撮ることが出来ます。

ちなみにフードはレンズと一体化しています。

欠点は、レンズが前面に飛び出しているので

レンズ前面にフィルターを取り付ける事が出来ません。

あとデカくて重くて、F4.5で暗いという所ですね・・

屋外での風景撮りだと暗さは問題ないと思いますが。

あと、超広角レンズなので軽く絞ったくらいでは、レンズ周辺の画質がどうしても厳しいですね・・

このレンズで、まず動体なんて撮らないので

HSMを外してもっと安くして欲しいと思っているのは、私だけでしょうか・・

 

* * * 単焦点レンズ * * *

これぞ一眼レフ!と思わせるような味わい深い神秘的な写真が撮れる、画角が固定のレンズ。

キヤノン EF50mm F1.8 II

単焦点レンズのエントリーモデルとも言えるレンズです。

最大の魅力は、やはり激安の価格とF1.8の明るさでしょう。

標準レンズと呼ばれている50ミリなんですが、それはフルサイズ機に対しての事で

APS-C機だと×1.6になるので80㎜の画角になり、標準よりむしろ中望遠の領域で

しかも、最短撮影距離が0.45mで寄れないので室内だとかなり使いにくいと感じるでしょう。

AFも遅いほうですが・・ただ写りは、さすが単焦点って感じで

F1.8の明るさと相まって本格的な雰囲気を作り出せます。

フルサイズ機だと、室内でも十分に使える画角で、かなり使いやすくはなりますけどね・・

MFリングがユルユルでいかにも安物っぽいですし、ボディやマウント部は樹脂です。

絞りの羽根の枚数が5枚なので、五角形のカクカクとしたボケ味が特徴的です。

Canon EFレンズ 35mm F2

フルサイズ機で使うと、かなり広い画角で、しかも広角レンズ特有の歪みも

あまり出ない画角なので使いやすいです。

APS-C機で使っても、56ミリになるので室内でも使える画角になります。

最短撮影距離が0.25mmという事でかなり近づいてもピントが合います。

AF速度は、純正レンズの中では普通かな・・遅いと感じる人もいるかも。

設計が古いせいか、AFのモーター音が独特な音で大きく、レトロな感じがします。

APS-Cでも使いやすい画角、コンパクトで軽量、しかも比較的安いって事で

お気に入りの一本ですし、かなり使える単焦点です。

APS-C機なら50mmF1.8より、値段がかなり違いますが、断然こっちをお勧めします。

SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

このレンズのウリが最短撮影距離が0.18mという事で、

24㎜の広角でありながら同時にマクロ撮影もこなすほど寄れます。

やはり広角レンズは寄れてナンボだと思います。

購入時、かなりの前ピンだったのでシグマにAF調整に出しました。

戻ってきたら完璧に直ってましたが・・ただ、基本的にAFが間違える確率が高いように思えます。

AFの信頼性が低いので、被写体の何処にピントを合わせるのかをよく考えないといけません。

そういうクセがあるので初めは使いにくいかもしれませんが、

MFも上手く組み合わせて使いこなせれば面白いレンズだと思います。

広角で明るくて寄れるという三拍子そろっている所が強みですね。

フルサイズ機でも使えます。

 

シグマ 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

フルサイズ機を手にしたときにレンズ整理で上の24ミリは手放したのですが

明るくて寄れる広角がやっぱり必要という事で、今回は28ミリを選んでみました。

上のレンズをそのまま28ミリの画角にしたようなレンズです。

28ミリの1.8だとキヤノン純正と被りますが、こっちのレンズのウリは

最短撮影距離が0.2mなのでかなり寄れるという事と、価格が安い事です。

AF速度は、このシリーズのレンズは、見事に遅いですね~

でも上の24ミリよりAF精度が高いように思えるんだけど・・個体差かな・・

28ミリという画角は、APS-C機なら50ミリの標準レンズに近い画角になるのと

広角レンズ特有の歪みも大きくは出ないし、ちょうど使いやすい画角なのかもしれません。

上の24ミリよりもさらに1万円ほど安いので、AFの遅さかなりお勧めな1本。

 

キヤノン EF100mm F2 USM

APS-C機では、もう軽く望遠の領域に入るレンズですね。

USMを搭載しているのでAFも速いですし静かです。

フルタイムマニュアルフォーカスなので、MFにいちいち切り替えなくても

AF設定のままでピントリングを触るといつでもピント調整が出来ます。

やっぱり設計が古いみたいで、見た感じのデザインから古さを感じますね・・

最短撮影距離が長く、被写体には寄れないのでマクロ性能は厳しいですね。

少し離れた被写体や、動体の撮影に向いているかも・・

屋外での撮影なら、ポートレートに使うのも良いですね。

フルサイズ機でも使えます。

Canon EF85mm F1.8 USM

上の100ミリF2と非常によく似たレンズで、どっちを買おうか迷う人は多いと思いますが

私は、室内ではこっちの85ミリ、屋外では100ミリと使い分けています。

APS-C機だと、画角的にこの85ミリでも室内での撮影では正直厳しいですね・・

ちまたではポートレートレンズなんて言われていますが

開放で撮ると背景と被写体との遠近感が良い感じに圧縮されて

しかも強烈に背景をボカせるので被写体の造形をより浮きだたせます。

素人モデルでも、まるでプロのモデルのように見えるような感じで撮れます・・言い過ぎか・・

 

 

 

Canon EFレンズ 20mm F2.8 USM

フルサイズ機の為に用意した広角単焦点レンズです。

フルサイズ機で風景を撮る時はいつもこれを使います。

APS-C機で使うとなるとあまり魅力を感じないレンズですね・・

これより広角なレンズは沢山ありますし、しかも安く買えるので・・

最短撮影距離が0.25mで結構寄れるので風景だけでなく、なんでもこなしてくれます。

フルサイズ機では、かなりの使用頻度です・・使える広角レンズですが

シグマ20㎜1.8とどっちを買うか迷う所ですね・・AF速度を取るか、明るさを取るかですかね。

これより広角なレンズはありますが、レンズの端っこまでしっかりと

描いて欲しい時にはこのレンズを使います。

* * * マクロレンズ * * *

マクロレンズとは、被写体にぶつかるほど近づいてもピントが合う、そこそこ明るい単焦点レンズ。

万能なレンズだけど、ピントリングのストロークが大きいので、AFが迷うと戻ってくるまでの時間が長い為、動体には不向き。

シグマ 50mm F2.8 EX DG MACRO

フルサイズ機で使えるお手軽マクロレンズですね。

マクロレンズの中では、画角が広い50ミリなので、動物や虫をマクロ撮影するにも

レンズが当たるくらい近づかないといけないので、かなり厳しいと思います。

小物をマクロ撮影するにも、レンズが被写体に触れるくらい

近づいてますので、フラッシュや照明の妨げになります。

つまり・・このレンズはマクロ撮影をするために使うのではなくて、

被写体にレンズをぶつけるほど近づける自由度を持った50㎜の単焦点レンズとして使います。

価格は安いのに写りはさすがマクロレンズって感じで、カリっとまつ毛の先までシャープに写ります。

フルサイズ機には、いつもこのレンズを標準装着しています。

AF速度さえ求めなければ、価格もリーズナブルで、かなり使いやすいレンズですね。

5Dmk2との相性が良いみたいで、社外品のレンズなのですが、かなりのAF精度を誇ります。

TAMRON SP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1

やっと出ました・・明るいマクロレンズ!

しかもタムロンなのにAFがなかなか速いのです。

タムロンなのにAF動作音も結構静かですし・・

しかも口径55ミリでコンパクト・・もう言う事ないです・・完璧すぎます。

もちろん欠点もあり、MFリングが滑らかに回らないです・・その動きにも遊びがあるので

フルタイムマニュアルフォーカスは出来るけど、ピントの微調整にはコツが入ります。

ポートレートからフィギュア・宝石などの小物・・何でもいけそうな、お勧めの一本です。

しかし、このレンズのもっとも残念な所は、APS-C専用レンズであるという事ですね・・

TAMRON SP AF90 F2.8 Di マクロ 1:1 272E

伝統と定番のマクロレンズですね。

90㎜の望遠効果を生かしたボケ味で、しかもかなり綺麗なボケ方をします。

APS-C機だと144㎜の画角になり、完全な望遠マクロレンズとしても使えますね。

昆虫から動物、小物まで、レンズから被写体までの距離(ワーキングディスタンス)を

十分に取れるので安心して撮影出来ますね。

ただ、APS-C機だと狭い室内ではちょっと画角が狭すぎて使いにくいですね・・

このレンズも、5Dmk2との相性が良いみたいで

社外品のレンズだけども、かなりのAF精度を誇ります。

我が家のレンズをAFの速さ順に並べてみました。

AF速度の基準になるのがEF35mmF2あたりですかね・・使っていての大体のイメージなので荒いです。

1位 キヤノン EF 100mm F2 USM

1位 キヤノン EF 85mm F1.8 USM

1位 キヤノン EFレンズ 20mm F2.8 USM

1位 キヤノン EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM

2位 シグマ 24-70mm F2.8 EX DG HSM

2位 シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM

2位 シグマ 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL HSM

3位 タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

4位 キヤノン EF-S 55-250mm F4-5.6 IS

4位 キヤノン EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS

4位 タムロン SP AF60mm F/2 Di II MACRO 1:1

↓ここを基準に・・ここからは、モーターの音も大きく・・

5位 キヤノン EF 35mm F2

5位 キヤノン EF 50mm F1.8 II

5位 タムロン SP AF90 F2.8 Di マクロ 1:1 272E

↓ここからは、さすがに遅く感じる・・

6位 シグマ APO 70-300mm F4-5.6mm DG MACRO

7位 シグマ 50mm F2.8 EX DG MACRO

7位 タムロン AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II

↓ここからは、激オソです・・

8位 シグマ 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

8位 シグマ 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

8位 トキナー AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4

名前から見るレンズ性能の見方・・

レンズの名前は、そのレンズの性能を表しています・・

特に、コンパクトデジタルカメラを購入する場合、レンズ交換が出来ないので数値の意味を知っておいた方が良いでしょう。ちなみに↓のレンズは架空のレンズです。

EF-S 18-180mm F2.8-5.6 IS USM

EF-Sとは・・(あるいはEF

キヤノンの最近のカメラは、EFマウントなので

キヤノンから発売されている

純正レンズだと頭にEFが付きます。

他のメーカーだとレンズ名には表記されず

(キヤノンマウント用)と別に表記したり

型番で区別されています。

EF-Sはキヤノンが発売している

APS-C規格のカメラ専用設計のレンズの事です。

ちなみにシグマのAPS-C規格のレンズだと

後ろにDCが付きます。

タムロンの場合は、後ろにDi Ⅱが付きます。

将来的にフルサイズ機にステップアップ

するならEF-SDCDiⅡは買わない方が

結果的にお財布には優しいかと。

APS-C専用レンズは価格が比較的安く

手が出しやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

18-180mmとは・・

広角18ミリ~望遠の180ミリまで

ズームが出来るという意味です。

コンパクトデジカメの世界では

「10倍ズーム」という言い方をします。

ちなみに18mmだけの表記だと

ズームが出来ない固定の

単焦点レンズという事になります。

数字が小さければ小さいほど

広角になり、画角(見える範囲)が広くなって

遠近感が人間の目よりも大きく出ます。

ちなみに人間の目に最も近い遠近感が

50ミリだと言われています。

そこから数字が大きくなれば、なるほど

望遠になり、画角が小さくなって

遠近感が人間の目よりも小さくなります。

普通に考えれば、18-300mmとか

ズーム幅の広いレンズを選んだ方が得・・

だと思われがちですが

一般的にズームの幅が広がれば広がるほど

画質が悪くなる傾向があります。

あとF値にも影響が出て、一般的には

暗くなる傾向になります。

 

 

 

F2.8-5.6とは・・

F値はレンズの明るさを意味しており

広角側(ここでは18ミリ)で

最大に開放した状態でF2.8の明るさになり

最大に望遠した状態(ここでは250ミリ)の

最大開放がF5.6の明るさという意味になります。

つまりズームしていくと勝手にF値が上がり

写りが暗くなっていきます。

数値が低いほど明るく撮影出来て

ピントが合っているように見える範囲が狭まり

被写体より後ろの背景が大きくボケます。

数値が大きくなればなるほど暗く写り

ピントが合っているように見える

範囲が広くなり、背景はそんなにボケません。

ちなみにF2.8だけの表記だと

最大までズームしてもF2.8の明るさを

キープ出来るという意味になります。

レンズは、明るければ明るいほど

良いとされていますが、明るいレンズは

レンズ口径が大きくなる傾向があり

重量も重くなります。(特にズームレンズ)

 

 

 

 

 

IS USMとは・・

ISはキヤノンの言い方で

手ブレ補正機能が

付いている事を表しています。

シグマだとOSタムロン

ではVCなります。

USMはAF(オートフォーカス)の

モーターに超音波モーターが

採用されいているという事で

AFの動作音が極めて小さく

しかも俊敏です。

シグマだとHSM、タムロンだと

USDになります。

このどちらか、あるいは

両方が採用されていれば

もちろん価格も上がります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

35㎜フルサイズと、APS-Cの一眼レフカメラについて・・

フルサイズ機を使うようになってから

初めて気づきました・・レンズによる画質の違いに・・

フルサイズのカメラだと、レンズの性格や性能が向きだしになります。

絞り開放で撮るとレンズ周辺が極端に暗くなったり、ボケて流れたり・・

フルサイズ機で高倍率ズームと単焦点レンズを比べると、「コンデジかっ!」って

ツッコミを入れたくなるほど、高倍率ズームの画質が残念なのが明らかに分かるのです。

APS-C機だと、どんなレンズを使ってもぶっちゃけ大差がないのかもしれない・・

レンズを選ばない所が、APS-C機の長所だし

APS-C機は、EFレンズもEF-Sレンズも両方使えるので

レンズを沢山選べる所が、最大の長所です。

 

キヤノン純正レンズと社外品レンズとの違い・・

私が普段使っていて、特に違いを感じたのが

AFの精度でしょうか・・

100枚くらい写真を撮ると、狙った所に完璧にピントが合う確率が、

キヤノン純正レンズの方が社外品レンズより、高いように思います。

あと、社外品のレンズは購入時に、AFで微妙にピントが前ピンだったり

後ピンだったりする確率が純正レンズより高いと思います。

もちろん、レンズとカメラボディをレンズメーカーに送ると

保証期間内だと無料で調整してくれますので

なんとでもなるのですが、送るのが面倒ですね・・

大体一週間くらいで返ってきます。

かといって、社外品のレンズでもAFがピッタリ合うレンズはあります。

ただ、社外品のレンズは同じスペックの純正レンズより圧倒的に価格が

安いのでそこが最大の魅力ですね。

社外品のレンズが確実に劣る点としては、上位機種のカメラボディに付いてある

レンズ補正機能が使えません。(周辺光量落ちや収差を抑える機能です)

 

セカンド機のススメ・・

イベント会場で、2台のカメラを肩にかけている人を見て

「おいおいマジかよ・・」と昔は思っていたけど

実際、やってみると本当に便利だし、効率的だし一眼レフにとって

二刀流は良いことだらけなんです。

まず、二つのレンズをレンズ交換無しに使える所。

例えば18-250ミリの高倍率ズーム一本で挑むより

18-50ミリと50-250ミリ2本を使う方が

明るいF値で作品作りの幅が広がりますし

画質はシャープで切れの良い絵が撮れるのです。

電池の持ちも2倍とまではいかないけど良くなるし

メディアの交換回数も減らせます。

単焦点レンズなんて、一個だけだとかなり不安だし

2本持っていって交換するのも面倒だし

外での交換はホコリやダスト等のリスクを負うし・・

広角と望遠の単焦点2台体制だと

単焦点でもかなり心強いです。

とにかくスピーディーに2つのレンズの絵が撮れるので

撮っていて楽しいです。

ついつい便利な高倍率ズームを使いがちだけど

せっかく一眼レフをぶら下げているなら

拘った写真を撮りたいものです。

あと、レンズのピント合わせでメーカーに

カメラボディを送る時だって、気兼ねなく送れますし・・

 

レンズオプション
(てかケンコーブースになってます・・)

主にレンズの能力を伸ばしてくれるレンズです。

専用のレンズと比べると画質は落ちますが、既存のレンズを利用でき

新たにレンズを買い足さなくていいので、安く済ませる事が出来ます。

ちなみにケンコー製品は全てここで仕入れていて、アウトレット物が安く買えます↓

ケンコー光学ショップ 楽天市場店


ケンコー AC クローズアップレンズ NO.5(口径58mm)

レンズの先端に付ける事で最短撮影距離を縮めてくれます。

理科の授業で使った虫眼鏡みたいです。

付けたいレンズの口径を調べてからサイズに合うのを買ってね!

写真のようにステップアップリングを使うとクローズアップレンズより口径の小さなレンズでも装着出来ます。

ステップダウンリングもありますが、メインのレンズの口径より先端に付けるクローズアップレンズの口径が

小さくなると写真の端っこがケラれる(影が出る)場合がありますのでお勧め出来ません。

EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISで試した所、最短撮影距離が0.25mなのですが

被写体からおよそ5㎝くらいの距離で撮影出来るようになりました。

EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISでのマクロ撮影↓シグマの70-300mmを超えました。

ちなみにシグマの70-300mmに付けてもピントが合いません。(ぼやける)

 


ケンコー 1.5倍AFテレプラス MC4DG

いわゆるテレコンていうやつですね。

レンズとカメラ本体の間だに挟むレンズで焦点距離を1.5倍にしてくれます。

望遠レンズの望遠能力を伸ばしてくれて、単焦点レンズの利用幅も広げてくれます。

これを付けても最短撮影距離が変わらないのでマクロ撮影能力も上がります。

このレンズの場合、メインのレンズの根本に付けるので口径は関係ないのでどのレンズでも装着出来ます。

ちなみに、この1.5倍だと1段絞った暗さになります。

AFがまず使えなくなると言った方が良いかも・・その場合はライブビューでMFを使いましょう・・

ちなみにキットレンズであるEF-S(キヤノンのAPS-C専用レンズ)に

取り付ける事が出来ませんので注意してください。

望遠撮影の例↓焦点距離300mm


望遠撮影の例↓焦点距離300㎜+1.5倍テレプラス


マクロ撮影の例↓タムロンAF18-200mm+1.5倍テレプラス+クローズアップレンズNO.5

ちなみに例に出す写真は縮めているだけでトリミングしていません。

 


ケンコー 2倍AFテレプラス MC7DG

上で紹介したやつの2倍バージョン。

こちらは1.5倍よりさらに暗くなり、2段絞った暗さになります。

撮る状況により、収差が大きく出るので使い所を考えないといけませんね・・

ちなみにメーカーは保証してませんが重ねる事も出来ます・・

画質もあきらかに落ちますし、かなり暗くなります。

あとAFはもちろん使えなくなるし、使わない方がいいです。

マクロ撮影の例↓タムロンAF18-200mm+2倍テレプラス+クローズアップレンズNO.5

 


ケンコー NDフィルター PRO1D ND-8

晴れた日の外での撮影では、明るすぎて適正な露出で撮影するには、ISOを最低の100にしても

シャッタースピードを1/1500以上にするとか、F値を12以上上げるか、という設定になってしまいます。

そこで、この光を遮るフィルターを使うことで、シャッタースピードを遅くしたり

F値を下げて、開放で撮る事を可能にします。

 


ケンコー PLフィルター PRO1D C-PL(W)

PLフィルターは、空気中のホコリ等から反射してレンズに入ってくる余分な光を遮るフィルターです。

フィルターを回す事によって効果の効きが変わりますので、ピントを合わせる時に

レンズの先端が動くレンズでは、いちいちピントがあってから回さないといけないので面倒です。

PLフィルターと言っても確実に暗くなるので、NDフィルターとしても使えます。

池の魚を撮影する時の水面の反射や、クルマの運転手もガラスの反射を抑えてちゃんと撮れます。

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