HONDA GROM スパークプラグの交換 |
今回はグロムのスパークプラグを交換します。 通常、スパークプラグは走行距離 3000Km~5000Kmでの交換を推奨されていますが 今回は点火系のチューンナップとして交換したいと思います。 という事で用意したアイテムは MotoDXプラグのCPR7EDX-9S(96553)です。 標準のプラグよりも高価ですが イリジウムプラグを超える着火性能と 1万Kmにも及ぶ耐久性がウリなので 最終的には元(Moto)が取れます。 |
左:CPR6EA-9S 右:CPR7EA-9S(JC92純正プラグ) まずは純正プラグのお話ですが 残念ながらJC92型のグロムでも 純正プラグは昔ながらの普通のプラグでした。 ただ、JC92型から採用された新型エンジンでは 従来モデルよりも圧縮比が上がっているので 当然、発熱量も上がっていると思われるので その影響もあってか プラグの熱価が6番から7番に上がりました。 以前のグロムでも低速設定は6番(CPR6EA-9S)で 高速設定では7番(CPR7EA-9S)でしたが 一律で7番の設定になりました。 |
それでは早速作業編ですが グロムのスパークプラグ交換のメンテナンス性は もはや最強ですね。 まずはプラグキャップを抜きます。 |
キャップが抜けました。 |
16ミリのソケットでプラグを1週程度緩めますが ソケットを奥まで差し込むとエンジンに接触し キズを付けてしまうので ソケットがプラグの六角部分を覆えていればOKです。 ダイレクトにプラグに触ることが出来るので プラグ交換用の高価なソケットは必要ありません。 |
後は直接プラグを手で回して抜くか ソケットをダイレクトに手で持って外します。 |
プラグが抜けました。 穴の中にホコリ等のゴミが入らないように 素早く新しいプラグを差します。 |
とりあえず新しいプラグを手で回せる所まで回します。 |
仕上げにハンドルを付けて締め付けます。 トルクレンチを持っているなら締め付けトルクは16N-mです。 普通のハンドルなら新品時は1/4回転ほど締め付け 再使用のプラグでは1/12回転ほど締めます。 |
後はしっかりキャップを奥まで差し込めば作業完了です。
MotoDXプラグは標準プラグと比べて高性能ですが それを体感出来るかどうかはまた別の話で そもそもNGKのプラグを標準で採用している時点で 性能の差は微々たるものだと思うので 新品の純正プラグからMotoDXプラグに交換しても まず違いを体感する事は出来ないです。 しかし、標準のプラグは走るたびに 電極がどんどん減っていくので性能が劣化していきますが 硬い電極を採用しているMotoDXプラグや イリジウムプラグ(CPR7EAIX-9)では 性能の劣化がほとんど分からないレベルなので 高い性能を長期間維持する事が出来ます。 これが標準プラグとの最も大きな差だと思います。 |