HONDA GROM レバーの交換 Vol.1 |
今回はグロムのレバー類を交換します。 レバー類を交換する時は主に バイクを転かしてレバーが折れた時ですが 今回はカスタムの一環として交換します。 という事で今回用意したブツは MGM のクラッチレバーとブレーキレバーのセットです。 多くのホンダ車で使える汎用レバーで 6段の調整機能が付いています。 色と長さも選べますが 今回はチタンカラーの140mmを選びました。 |
まずはグロム純正のレバー類の重量はこんな感じでした。 ちなみに左がクラッチレバーで右がブレーキレバーです。 |
MGMの140mmのレバーを量るとこんな感じで 純正よりも太く構造が複雑なので少し重いのですが かなり肉抜きされているのが分かりますね。 |
長さを比べると純正より指一本分くらい短いので 万が一転けた時にも折れにくと思います。 |
それではまず右側のブレーキレバーを交換しますが まず初めにレバー根元の下側にあるナットから外します。 ちなみに取付時の規定締め付けトルクは5.9N-mです。 |
ナットが外れたら上側に刺さっている六角ボルトを外します。 アクセルワイヤーガイドがボルトの頭にかぶっていたら ガイドを回して避けて外します。 ここは10ミリのディープソケットを素手で直接回した方が早いですね |
このボルトはナットだけでなく レバーホルダー自体のネジ山にも噛んでいるので 最後まで回さないと外れませんよ。 取付時の規定締め付けトルクは1N-mなので ハンドルレバーを使わずに素手で直接 ソケットを回す程度でちょうど良いですね。 |
ボルトを外す時には必ずレバーを支えて落下を防ぎます。 あとはそのまま抜き取れます。 |
新しいブレーキレバーに適当なグリスを塗っておきますが ピストンに当たる先端部分と ボルトやレバーホルダーに触れる穴の部分ですね。 |
新しいブレーキレバーを車体に少し押しつけながら 位置を探りつつボルトをとして固定してから 最後に裏のナットを固定します。 |
これでブレーキレバーの取付が完了しました。 調整機構は6段階全てが使える位置だったので グロムにはピッタリサイズでした。 |