SUZUKI アルトワークス 4WD用フロントスプリング Vol.1

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HA36Sアルトワークス純正フロントスプリング

今回はアルトワークスの4WD用のフロントスプリングを

選定したいと思います。

まともな人は前後セットで

スプリングを変えると思いますが

変態は前後それぞれで最適なスプリングを選び

駐車場に止めている時の見た目ではなく

走っている時に狙った性能が出るようにセッティングを行います。

まずはアルトワークス純正のフロントスプリングからです。

ちなみに2WDと同じショックアブソーバーなので

フロントスプリングは互換性がありますし

ローダウンスプリングを販売している

ほとんどのメーカーでは2WDも4WDも同じ型番です。

 
HA36Sアルトワークス純正フロントスプリング

アルトワークス(ターボRS)の

純正フロントスプリングの重量は871gでした。

これが基準になりますね。

 
HA36S用Ti2000ダウンサス

まずはRS-RのTi2000ダウンサス(S022TDF)で

2WD用のローダウンサスを使ってみます。

今回用意した中ではもっとも車高が落ちるスプリングで

バネレートが2.75Kgで35~40ミリローダウンします。

RS-Rだけはダウンサスのトップメーカーとして拘りがあるのか

4WD用のフロント用の型番は(S023TDF)なので

4WDと2WDでは型番が違っています。

バネレートは2WD用と同じ2.75Kgですが

40~45ミリダウンと言うことでより車高が落ちます。

つまり、2WD用よりも

1Gで縮む領域が多い=巻数が多いと思われ

リア側とのダウン量を合わせる為だと思います。

 
S022TDF

2WD用のTi2000ダウンサスは1109gでした。

やはり純正より巻数が多いので重くなっています。

 
HA36Sローファースポーツ純正リアショック比較

RS-R Ti2000(2WD用)のインプレッション

そもそもアルトワークスの乗り心地の悪さは

スプリングの硬さではなくショックの減衰力の硬さの影響なので

純正スプリングとの乗り心地の差はほとんどありませんが

大きくストロークさせた場合は

スプリングの硬さを感じる程度ですね。

リアとは違いフロントはどれだけ落としても

全く問題がないですね。

 
HA36S用KYBローダウンサス

次はKYBのLHSスプリング(LHS1740F)です。

バネレートは1.9Kgで34ミリダウンします。

Ti2000よりもダウン量が少ないのですが

その分バネレートが柔らかいので

乗り心地に期待が持てます。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

ちなみにKYBは片側1本単位で販売しているので

2本セットと書かれていない所は1本売りになりますよ。

 
LHS1740F

KYBのLHSスプリングは

Ti2000よりも軽く、純正よりも重いという感じで

やはり巻数に比例しています。

 
HA36S用KYBローダウンサス

KYB LHSスプリングのインプレッション

確実にTi2000よりも当たりが柔らかいのですが

アルトワークスの場合はやはり

ショックを変えない限り

乗り心地の問題は根本的には解決出来ないですね。

このスプリングは価格もリーズナブルなので

見かけの為に車高を落としたい場合は

最適なスプリングだと思います。

 
HA36S用Ti2000ハーフダウン

次はRS-RのTi2000ハーフダウン(S023THDF)で

今回は4WD用に設定されたスプリングです。

バネレートは2.13Kgで20~25ミリダウンするので

KYBのスプリングよりもさらにダウン量は少なくなりますが

バネレートはKYBより少しだけ硬いです。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

 
S023THDF

Ti2000の真骨頂はハーフダウン版にあったようですね。

一般的なローダウンスプリングにある

1Gでの潰れしろ(巻数が多い領域)が無く

巻数が少ないので純正スプリングよりも軽量です。

Ti2000の本領発揮ですね。

 
HA36S用Ti2000ハーフダウン

RS-R Ti2000ハーフダウンのインプレッション

見た目のシャコタン具合ではなく

走りの性能でスプリングを選びたいという人には

もうこのスプリングしか無いでしょう。

スプリング本体の性能だけでなく

サスペンション全体の事を考えると

純正よりも少し下げたくらいが

デメリットが無く一番美味しい領域ですね。

乗り心地に関しても

純正スプリングとの差は感じずに

しれっと車高を落とせるスプリングです。

 

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