SUZUKI アルト リアハッチの騒音対策

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今回はアルトのリアハッチからの騒音を

軽減させたいと思います。

というのも、リアショックの頂点で減衰力を調整する

車高調を取り付けると

内張を外したくなるのですが

内張を外してしまうとリアハッチとボディとの間に

隙間が出来るのでリアハッチが振動する度に

ストライカーの所が動いてカンカンと音がするようになります。

今回はその音を完全に消したいと思います。

という事で今回用意したアイテムは

ロール状のゴムの板

5ミリ厚・2ミリ厚のを用意しました。

 

それではさっそく作業編ですが

まずはリアハッチを開きます。

 

まずはこのストライカーを固定している

プラスネジの丸い穴を埋めるので

5ミリ厚のゴム板を適当にハサミで丸く切り

直接プラスネジの所に当てて大きさを調整していきます。

 

こんな感じに仕上がりました。

これで底面がフラットになったので

ゴム板を設置出来るようになります。

 

ストライカーの底の形に合わせてハサミでゴム板を切り

ストライカーの避ける為の切り込みを真ん中に入れます。

 

取り付けるとこんな感じになります。

直接ゴム板を設置する所にゴム板を当てながら作ると

適当でも作れると思います。

一端、ここでリアハッチを締めてみて

隙間の埋まり具合をみます。

 

リアハッチを開閉した時に何の抵抗もない場合は

さらにゴム板を作って乗せていきますが

自作のドアスタビと違う所は

リアハッチは車内の内側から開ける事が出来ないので

必ずノブの部分を引いて外から開けるしかなく

板を詰めすぎて硬くなりすぎると

開ける時にドアノブが壊れてしまう可能性があるので

締まるのに少しだけ抵抗を感じる程度でやめておきます。

締まるときは勢いで締まりますが

開く時の方が引っ掛かりやすいので注意が必要です。

 
リアハッチスタビライザー

最終的には5ミリ厚のゴム板を2枚使い

10ミリ厚で丁度良い感じになりました。

もちろん車両の個体差が大きく出る所なので

各車両で適切な枚数は違ってきます。

出来るだけ開閉をスムーズにする為にも

一番上のゴム板にシリコンスプレーを吹き

角の部分をハサミで斜めにカットしました。

 
リアハッチスタビライザー

元々はリアハッチのスタビライザーを制作する過程で

副産物としてリアハッチの騒音を解消出来たので

そもそもリアハッチまわりの剛性を高めるのが目的でした。

しかし、リアハッチのヒンジ部分が

それほど強固な所ではないようで

NAのアルトでも剛性アップの効果を

ほとんど得られませんでした。

特にアルトワークス(ターボRS)では

その効果を体感する事はまず出来ないと思います。

 
 
 
 
 

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