GSX-8R カウリングの脱着 アッパーカウル Vol.1 |
今回はGSX-8Rのヘッドライトまわりの アッパー(ボディ)カウルを取り外しますが 先に赤枠のサイドカウルを 車体の左右とも外しておく必要がありますよ。 GSX-8Rではヘッドライトとセットで アッパーカウルを取り外しますが 途中でヘッドライトの光軸調整も行えます。 |
左右のサイドカウルが外れた状態から作業を始めますよ。 |
まずはボディカウルカバーを外すので ウインカーコネクターの固定を左右とも外しておきます。 |
ボディカウルカバーに残っているプッシュリベットを4つ外せば あとは後方にスライドさせると外せます。 |
ボディカウルカバーが外れると ヘッドライト裏に容易にアクセス出来るので光軸調整が行えます。 特にリアサスペンションのプリロードを弱めると 光軸が上向きになるので調整しておいて下さい。 上側の黄矢印がロービームの上下の光軸で 下側の赤矢印がハイビームの上下の光軸です。 どちらも時計回りで光軸が上向きになります。 その横にあるダイヤルは左右の光軸なので 通常は触る必要がありません。 ダイヤルを回すには 8ミリの工具を使って直接六角部分を回すか プラスドライバーを使って 下側から隙間に差し込んでギアを回します。 ちなみにカウルが付いた状態でも隙間から 光軸調整は行えますがそれなりの工具が必要です。 この光軸調整作業はGSX-8Sと共通ですね。 |
つぎは左右のミラーを外すので とりあえずボルトのキャップを外します。 |
六角穴付きボルトを2本外します。 取り付け時の締め付けトルクは10N-mです。 |
ミラーとアッパーカウルの間にはゴムシートがあります。 |
次はメーターパネルとアッパーカウルを分離させるので 車体の左右にある六角穴のボルトとプッシュリベットを外します。 ボルトの取り付け時の締め付けトルクは4N-mです。 |
メーターパネル後方の燃料タンクと繋がっている裏側にも プッシュリベットがあるので外します。 これでアッパーカウルと燃料タンクが分離します。 |
あとはメーターまわりのパネルを後方に引っ張ると メーターと共にパネルがアッパーカウルと分離します。 |
メーター裏にある2つの白いツメが アッパーカウルから外れるだけで良いので メーターパネルを車体から撤去する必要はありませんよ。 |
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