SUZUKI GSX250R ウイングダクトの製作と取付 Vol.3 |
それではいよいよ車体へウイングダクトを取り付けます。 車体の形状とウイングが合わない所は ウイングをドライヤーかヒートガンで温める事で柔らかくなるので 車体に押し当てながら冷めると 車体側のカウルとピッタリ合うようになりますよ。 カウリングの上のラインに沿ってダクトを貼り付けると 自然に尻上がりの形になるので ダウンフォースを発生させるウイングとして機能します。 |
下から見るとこんな感じで80ミリの飛び出し量が いかに大きいかが分かりますね。 ウインカーよりも飛び出しているので バンパーとして使うなら十分な飛び出し量ですね。 ちなみにハンドルバーの先端よりも外に飛び出させると 違法改造になるので注意ですね。 設計通り、ステッカーに被らないように取付出来たので 取り外したとしても跡が残りませんよ。 |
ちなみにエアロパーツ用の強力な両面テープでも 軽くダクトを引っ張りながら結束バンドの先で 横からツンツンすれば簡単に剥がれますよ。 |
後ろから見るとこんな感じで モトGPのロレンソ(ドゥカティ)のマシン並のダクトですよ。 これで公道を走るのはやり過ぎかもしれませんね・・ さすがに同じバイク乗りからはすれ違い様に 2度見されますよ・・ GSX1300RやZX-14Rよりもカウルにボリュームがあります。 |
という事で・・ 80ミリ幅のダクトはちょっと恥ずかしい気がしたので 飛び出し量が35ミリの大人しいバージョンも作りました。 飛び出し量が小さいと ダクト全体の強度が上がるので バンパーとしての役割は果たしてくれそうですが 35ミリの飛び出しだと先に他の場所が地面に設置しそうですね。 強度が上がるという事は柔軟性も無くなるので 車体のカウルに両面テープで貼るときに 曲面にフィットしにくくなりました。 |
35ミリのダクトだとこんな感じです。 GSX250Rは元々ダクトのようなカウルの構造ですが それに近いような幅ですね。 |
35ミリ幅だと走っていてもあまり目立たないというか 気付かれないくらいに自然な仕上がりですね。 時速140Km/hくらいまで走行テストを行いましたが ダクトが全くブレなかったので剛性は十分あるようです。 走っている時にダクトの後ろ側に手を当てると ダクトの中を大量の空気が抜けるのが分かります。 |
車体全体だとこんな感じです。 さりげなくウイングダクトが付いている感じで これなら公道を走っても恥ずかしくないですね。 まあ50ミリくらいまでの飛び出しなら 見かけ的にも問題ないしバンパーとしても 機能してバランスが良いんじゃないでしょうか・・ ウイングが付いていると、マシンの性能以上に 速いマシンのオーラが出るので なんだかもの凄く速いマシンに乗っている感を味わえました。 |