HONDA GB350 バッテリー交換 Vol.1 |
今回はGB350にリチウムイオンバッテリーを取付します。 バッテリーがヘタってから交換しても良いのですが 今回は点火系のチューンナップとしてバッテリーを交換します。 という事で今回用意したブツは プロセレクトバッテリーの エコリチウムイオンバッテリー(LPT7HL-FP-BS)です。 中国の情勢で価格はかなり上下しますが 平均的に1万円以下で買えるリーズナブルな リチウムイオンバッテリーです。 |
まずはGB350の純正バッテリーであるYTZ7Sと リチウムイオンバッテリーの重量を比べてみましたが 交換する事で1534gの軽量化が出来ます。 リチウムイオンバッテリーは軽量化の為に 交換すると思われがちですが 実はそれよりも優れているのは 放電しても高い電圧を維持出来るという特性で それによりスパークプラグの火花が 明らかに強くなるのでエンジンの失火を防ぐ事が出来ます。 特にロングストロークの単気筒エンジンである GB350では失火の影響が大きいので 主に低回転域のレスポンスを改善することが出来ます。 GB350は特殊なスパークプラグな為 イリジウムプラグのような 高性能なプラグが発売される事はまず無いと思われるので 現時点で点火系を強化するには リチウムイオンバッテリーに交換するのが最良かと思います。 |
それでは早速作業編ですが バッテリーが隠れている車体左側のカバーを外しておきます。 キーをシリンダーに刺して捻ってから 黄矢印の所を手前に引いてグロメットを外し 赤矢印の所のグロメットは下向きに刺さっているので 燃料タンクにぶつけないように慎重に上に抜けば カバーが外れます。 |
するとバッテリーが現れます。 |
ますはバッテリーを固定しているステーを外すので 2本の六角ボルトを外してステーを外します。 |
まずはマイナスのターミナルから外します。 ターミナルを外す時はなるべく ソケットレンチを使ってボルトを外した方が ネジ山を痛めずに外せるのですが GB350のターミナルの特徴として ネジとターミナルの下側の隙間が狭いので よほど薄い肉厚のソケットでなければ入らないのです。 なので、しっかりプラスドライバーを ボルトに押しつけながら外します。 |
プラス側のターミナルはカバーをめくってボルトを外します。 |
ターミナルが外れたのでバッテリーを取り出します。 |
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