HONDA GB350 エンジンオイルの交換 Vol.1 |
今回はGB350のエンジンオイルを交換しますが 必ず必要なアイテムとして エンジンオイル1L缶×2本 GB350はエンジンオイル交換のみでも オイルフィルターを交換しても同じ2.0Lが指定の量です。 今回は100%合成油の高級なホンダ純正G3オイルを使いましたが 最近、リニューアルされたので新旧2本の缶があります。 アルミワッシャー(純正型番:94109-12000)×1枚 純正でなくてもM12のドレンワッシャーなら何でも使えます。 あと、廃油を可燃ゴミとして出すために 2.5Lの廃油ボックスを使いました。 |
オイルフィルターも同時に交換する場合は オイルフィルター(純正型番:15412-K0N-D01) を用意しますが、これはインド製なので 日本ではあまり出回っていないという事もあり 日本製のオイルフィルター(純正型番:15412-MGS-D21) を使った方がバイクショップでも在庫している場合が多いです。 互換フィルターならキタコの(70-390-11060)や キジマの(105-536)になります。 オイルフィルターの蓋のパッキン(純正型番:91301-MG8-003) も用意しておきますが オイルフィルター交換のサイクルが1年に1回くらいの 早いサイクルなら1回くらいまでなら使い回しが出来ます。 |
それではさっそく作業を始めますが GB350のオイルドレンボルトはここにあるので 作業は全て車体の右側から行います。 センタースタンドを使うかサイドスタンドを使うかは 好みで良いのですが センタースタンドの方が地面からの距離が取れるので 作業性は良くなります。 ただ、サイドスタンドを使うと 車体を傾ける事でより多くのエンジンオイルを 搾り取る事が出来ますよ。 |
真冬の寒い時期だと予め、5分程度アイドリングした方が オイルが素早く落ちてきますが 冬場以外だとアイドリングする必要はないですし オイルやマフラーで火傷するリスクも無くせます。 とりえず12ミリの工具でドレンボルトを1週程度緩めます。 フレームがすぐ近くを通っているので ディープソケットかエクステンションバーを使った方が 作業がスムーズに進みます。 |
ここで下にオイル受け皿を敷きますが GB350ではサイドスタンドを使っても高さがあるので ダイレクトに廃油ボックスを敷くことも出来ます。 それから素手でドレンボルトを外します。 オイルで汚したくない場合はビニール手袋をしてください。 ニトリル手袋の方が作業性が高いのですが ウイルスの影響で価格が上がっていて経済的ではないです。 |
手が汚れないドレンボルトを抜くコツもあるのですが 手袋さえしておけば特に何も考えずにボルトを外せます。 オイルが落ちるスピードを上げるなら この時にフィラーキャップを外す事で大気圧が掛かるのですが 言うても2リッターほどしか落ちてこないので どっちにしてもそんなに時間は掛かりませんね。 |
オイルが落ちている間にドレンボルトのワッシャーを 新しいドレンワッシャーに交換しておきます。 ワッシャーを横からみてツルツルの面を ドレンボルト側に向けるのが 正しいワッシャーの向きとされていますが どっち向きでもオイル漏れは起きませんでした。 |
もうほとんどオイルが落ちてこなくなりました。 この時にサイドスタンドで作業をしている場合は 車体を右側に傾けたり同じ位置に戻したりすると そこそこの量のオイルが落ちてきますよ。 |
いつまでもオイルが染みてくるので ペーパータオル等で素早く拭き取ります。 |
そして素早く素手でドレンボルトを元に戻します。 |
とりあえず12ミリのソケットを素手で持って 締められる所まで締めてから 仕上げにハンドルを使って1/8回転ほど締めます。 規定締め付けトルクは24N-mですが オイルがワッシャーに付着していると 締め付けすぎてしまう可能性があるので トルクレンチを過信しないように。 |