え～、今回はDJデミオのハンドルのセンターを

修正してみたいと思います。

というのも、デミオの購入時に

すでにハンドルのセンターがズレていました・・

普通はディーラーに頼るべきですが

運が悪い場合、新米ヘッポコ整備士や

もうろく爺さんの整備士に触られると

ホイールアライメイトが狂う可能性があるので

自分で丁寧に作業した方が確実なんです。

↑センターに対して、微妙に右に切った状態で

DJデミオが真っ直ぐ走る状態なので

つまり、左右のホイールが少し左に

向いているという事になりますね。

この作業は、DJデミオに限らず

ほとんどのクルマで作業を応用できます。

分かりやすいようにホイールを外していますが

左側を触る時には、ハンドルを右一杯に切って

隙間を作るだけで作業が出来ますよ。

ハンドルセンターの修正は、赤矢印のタイロッドを回して

黄矢印のタイロッドエンドを引いたり、押したりする事で

ホイールの角度が変わる仕組みです。

例として車輌左側の作業を説明します。

まずは、マジックやマーカー等で

タイロッドエンドからタイロッドまで一直線に線を引くか

点を書いて、初期位置をマーキングしておきます。

下地が黒とシルバーなので、色が被らないマーカーを使います。

ロックナット（21ミリ）を緩めます。

スペースが狭いので力が入れにくいですね。

足を使うと簡単に外れると思います。

ちなみに↑の写真だと、時計回り（↓方向）に

スパナを回すとナットが緩みますよ。

タイロッドエンドを押さえながらナットを外す場合は

19ミリのスパナをタイロッドエンドに噛まします。

ロックナットが緩んだら、青矢印のタイロッドの所を

13ミリのスパナかモンキーレンチを使って回します。

タイロッドを回すのには、ほとんど力がいらないので

小さな工具でも回せますよ。

ハンドルを真っ直ぐにした状態の時に、少し左に進んでいくので

ホイールを少し右に向くように修正します。

この場合では、タイロッドを↑の写真から見て時計回りに回す事で

タイロッドがタイロッドエンドを押し、ホイールが右に向きます。