シグナスグリファス 純正シートの加工 Vol.1 |
今回はシグナスグリファスの純正シートを加工しますが 座面を広げると同時にフラット化させて 一人乗りした時にベストなシートになるように加工し NMAXにも負けないロングツーリング性能を得たいと思います。 |
それではまずシートを外すのでここのナットを外しますが・・ |
スペースがあまりないので10mmのメガネレンチを使います。 |
次はシートカバーを外すので それを留めている大きいホッチキス(ステープル)を外しますが フロント側は加工しないので シートの半分から後ろ側だけ外します。 |
とにかく今回のシート加工は 発生する削りカスとの戦いなので シート全体がスッポリ入る大型のポリ袋を用意し その中で作業を行います。 静電気がとにかく厄介なので なるべく湿度の高い日に行うのが理想的ですね。 |
それではステープルを外していきますが このようなリムーバーを使えば簡単に外れます。 ただ、工具の先端が尖っているので カバーを傷つけないように慎重に差し込みます。 |
リムーバーで完全にステープルを外すよりも リムーバーで適当にステープルを浮かせてから 後からラジオペンチで抜いた方が 取外し作業が速い場合があるので やりやすい方で作業を行います。 |
シートの後ろ側にあるステープルを外したら 作業が出来る所までシートカバーをめくると ビニールに包まれたクッションが出てきます。 |
クッションを持ち上げて 雨の影響を受けない下側のビニールを切り ビニールからクッションを出します。 |
これでクッションが剥き出しになりましたが 予めどこまで削るのかを決める為にマジックで 削る範囲の目安を書き込みます。 今回は後部座席の境目を50mmほど削って メインシートの部分を広くするのと同時に 後部座席の段差までの角度をフラットにしたいと思います。 沢山削るとローシートにも出来るので その場合はクッションの両サイドにも 定規で使って左右で同じ位置に マジックで印を入れておいた方が良いですね。 当然、削りすぎるとクッション性が悪くなるので バランスが重要ですね。 |