HONDA CT125 スパークプラグの交換 |
今回はCT125のスパークプラグを交換します。 スパークプラグは3000Km~5000Kmの走行距離で 交換する事を推奨されていますが 今回は点火系のチューンナップとして交換したいと思います。 という事で用意したアイテムは MotoDXプラグのCPR7EDX-9S(96553)で 純正プラグの6番の熱価から7番に上げています。 イリジウムプラグを超える着火性能や 空気の流れを妨げない接地電極の形状・・ 1万Kmにも及ぶ耐久性がウリなので 純正プラグよりも少し高価なんですが 最終的にはモトが取れるプラグです。 |
まずはCT125の純正のプラグですが 純正プラグは昔ながらの普通のプラグで 熱価が6番のCPR6EA-9Sが使われています。 同じエンジンを採用しているグロムやモンキー125では 低速設定に熱価が6番のCPR6EA-9Sで 高速設定に熱価が7番のCPR7EA-9Sが指定されているので エンジンをブン回す方なら CT125でも熱価が7番のプラグの方が 適しているかもしれませんね。 私はゆっくりトロトロ走りしかしませんって方なら MotoDXプラグでも純正と同じ熱価が6番の CPR6EDX-9Sを選んだ方が良いですね。 |
それでは作業に取りかかりますが CT125ではプラグがむき出し状態なので お茶の子さいさいでプラグ交換が出来ますが どんなに簡単な作業でも手を抜かずに 慎重に作業を行います。 まずはプラグキャップを抜きます。 |
スパークプラグが現れました。 |
16ミリのディープソケットを使ってプラグを1周程度緩めて 後は素手でプラグを回して外します。 勢い良く工具を奥まで刺すと エンジン本体に工具が当たってキズが付くので プラグの六角ネジの所を覆う所まで差し込んで外します。 ちなみに16ミリのソケットを持っていない場合は メジャーな17ミリのソケット工具でも外せます。 |
スパークプラグが外れました。 中にホコリ等が入らないようい素早く新しいプラグを刺します。 |
とりあえず手で締められる所まで締めます。 |
仕上げに工具を使って締め付けます。 トルクレンチを持っているなら締め付けトルクは16N-mです。 普通の工具を使うなら新品時は1/4回転ほど締め付け 再使用のプラグはガスケットが潰れているので 1/12回転ほど締めます。 |
最後にプラグキャップをしっかりプラグに押し込んで プラグキャップを固定します。 これでプラグ交換の作業は完了です。
イリジウムプラグよりもさらに優れている MotoDXプラグを使ったとしても 新品の普通のプラグと比べれば 体感出来るような加速感の違いは感じられませんが イリジウムプラグやMotoDXプラグは 走行距離を重ねても電極がほとんど削れないくらい硬いので 性能の劣化がほとんど起きない所が一番の長所だと思います。 電極が削れた普通のプラグと交換した場合は エンジンレスポンスが向上したり 低回転域のトルクが増すのを確実に体感出来ると思います。 |