GR COPEN エンジンオイル交換 Vol.1 |
今回はGRコペンのエンジンオイルと オイルフィルターを交換します。 オイル交換に必要なアイテムは・・ エンジンオイル×3L(指定粘度:5W-30) 今回は100%合成油なのに価格が安い モリドライブの3L缶を用意しました。 12mmのドレンワッシャーが使えます。 今回はPIAAのツインパワー+マグネット(Z11-M)を用意しましたが 普通のタイプはPIAAだとDP2になります。 廃油が3Lほど出るので それに対応する4.5Lの廃油ボックスを用意しましたが ぶっちゃけ、3L分のオイル吸着材を使って 2重にしたビニル袋を3つほど作って 1L分に小分けして捨てた方が捨てやすいし無駄が出ないのですが 吸着材が意外と高かったりするんですよね・・ |
まず初めに出来るだけ手抜きをしてオイル交換をする為に オイルチェンジャーを使い 上からエンジンオイルを抜く作業を行ってみました。 |
すると500ccくらいしか抜けなかったので コペンのエンジンは上抜きとの相性が悪いみたいですね。 |
という事で一般的な 下からエンジンオイルを抜く作業を行いますが 車高を落としていない場合は そのまま作業を行うことが出来ますが 車高を落としている場合は 写真のようにメンテ用のスロープに乗せた方が安全ですね。 車高を落として無くてもスロープを使う事で 作業性が格段に良くなりますよ。 |
フロントバンパーから下を覗くと 赤矢印のオイルドレンボルトと 黄矢印のオイルフィルターが見えます。 |
まずは14ミリの工具を使って オイルドレンボルトを2周ほど緩めます。 |
それからオイルドレンボルトの真下から向かって左側にかけて オイルの受け皿を敷きます。 ダイレクトにオイルポイパックを置いても良いのですが オイルの受け皿よりも高さがあるので 作業性は悪くなりますね。 |
あとは素手でドレンボルトを外すか 硬い場合はソケットを直接手で持って回します。 絶対に手をオイルで汚したくない場合は 使い捨ての手袋を装着しておきます。 |
オイルが勢いよく左側に向かって飛び出します。 |
ちなみにオイルフィラーキャップを開けると エンジン内に大気圧が掛かるので より勢いよくエンジンオイルが落ちますよ。 |
ドレンボルトに新品のドレンワッシャー(パッキン)を装着します。 |
ちなみにドレンワッシャーは こんな感じでエンジン側にくっついている事が多いので 適当な工具を使って外しておきます。 |
ペーパータオル等で周囲のオイルを拭いてから 素早くドレンボルトを元に戻しますが とりあえず素手でボルトを回して締めます。 |
仕上げにハンドルを付けて締め付けます。 規定締め付けトルクは29.5N-mです。 注意するポイントとしては ドレンワッシャーとエンジンとの隙間に オイルが付着していると摩擦抵抗が小さくなるので 規定締め付けトルクでも締め付け過ぎてしまう事があります。 なので基本的に素手でボルトを締めつけて 仕上げにハンドルを付けてからは 1/4回転以上は締め付けないようにします。 |