GR COPEN 冷却水飛び散り問題の解決策 |
今回はGRコペンの冷却水飛び散り問題を解決します。 コペンのボンネットを開けてまずショックを受けるのが ピンクの液まみれになったABSまわりなんですが ボンネットを開けて見えるのはまだ氷山の一角で 実は冷却水のリザーバータンクの真下の方が もっと汚れていたりします。 |
まずはプランAとして リザーバータンクのキャップに 内径が7~8ミリのシリコンホースを付けて 冷却水が漏れても影響しない下まで伸ばす方法で 主にサーキット走行をするならこれがベストですね。 ちなみに今回は内径が7ミリのシリコンホースを使っていますが 結構きつめの設定になるので ホースバンドを使わなくてもしっかり固定出来ますが 少し硬いので取り付ける時に少しだけ苦労します。 内径が8ミリのホースを使った場合は 小さい結束バンド等で縛っておけば抜けないと思います。 シリコンホースは耐熱性が高いので エンジンルーム内に使うには適していて 長さは65~70センチほどあれば下まで届きます。 ただ、これだとエンジンルームは冷却水で汚れなくなったとしても 冷却水が減っていく事は防げません。 |
プランBとしては 先ほど接続したホースを短くカットして使い 適当な8ミリのL型ニップルを接続する方法です。 素材は耐熱温度が高い ナイロンやポリプロピレンの方が適していると思います。 |
あとはリザーバータンクの蓋に接続し ニップルを真上に向ければ完成です。 短いニップルを使った場合は ボンネットに当たる手前までホースで延長しても良いですね。 サーキットのような大きな横Gが掛かる場所では 飛び散りを完全に防ぐ事は出来ないのですが 山道など公道をスポーティに走るなら 飛び散りの9割以上はこれで防げるので 冷却水が減っていくのを防ぐ事が出来ます。 |