CBR600RR (8BL-PC40) 3.燃料タンクカバーの脱着

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CBR600RR(8BL-PC40)カウリングの構成

次は3の燃料タンクカバーと

サイドカバーをまとめて外しますが

予め左右のミドルカウルを外しておく必要がありますよ。

 
CBR600RR(8BL-PC40)シートの脱着

まずはメインシートを外す必要があるので

後ろ側の両端をめくって2本の六角穴のボルトを外します。

取り付け時の締め付けトルクは9.8N-mです。

 
CBR600RR(8BL-PC40)燃料タンクカバーの脱着

シートが外れたらプッシュリベットと

六角穴のボルト2本を外しますが

車体の反対側にあるプッシュリベットとボルトも外します。

締め付けトルクの指定はありません。

 
CBR600RR(8BL-PC40)シートカウルとサイドカバー連結部

左:シートカウル  右:サイドカバー

次は車体後方にあるシートカウルから

サイドカバーを外しますが

サイドカバー後方の末端部分はコの字形になっていて

シートカウルに被せて固定してあるので

サイドカバー側の上下どちらかを開いて

ツメの引っ掛けを外して剥がします。

 
CBR600RR(8BL-PC40)サイドカバーフロント部のプッシュリベット

燃料タンク前側の内側にあるプッシュリベットを

車体の左右で2本外しますが

ここのプッシュリベットも短いタイプです。

 
CBR600RR(8BL-PC40)サイドカバーフロント部のツメ

フロント部分のサイドカバーとインナーパネルの

連結部分にあるツメを外しますが

サイドカバーの柔軟性を利用して

後ろ側にしならせるように外します。

車体の反対側も同じようにツメを外すと

そのまま燃料タンクカバー全体を持ち上げて外せます。

 
CBR600RR(8BL-PC40)燃料タンクカバー単体

燃料タンクカバーとサイドカバーが外れると

こんな感じになります。

 
CBR600RR(8BL-PC40)フューエルタンクとECU

次は燃料タンクを起こしますが

予めガソリンの量は半分以下にしておいた方が安心ですね。

 
CBR600RR(8BL-PC40)フューエルタンク固定ボルト

燃料タンクの左右にある六角穴のボルトを2本外すと

持ち上げる(起こす)事が出来ますが

燃料タンクに繋がっているホースの長さがギリギリなので

最初は少し渋めで抵抗を感じますよ。

取り付け時の締め付けトルクは30N-mです。

 

車体左側:ワッシャー大  車体右側:ワッシャー小

燃料タンクを固定しているボルトは

左右でワッシャーの大きさが違うので

取り付ける時に間違えないように。

 

燃料タンクを起こした時に角度をキープする為に

25センチ程の細長い棒を用意しますが

隙間がそこそこ狭いのでプラスドライバー程度の

細い棒でないと使えませんよ。

金属の棒を使う場合は車体にキズが付かないように

養生テープやウエス等を巻いて養生しておきます。

 
CBR600RR(8BL-PC40)フューエルタンク持ち上げ

燃料タンクを起こした時に出来る下の隙間に差し込んで

反対側のフレームの上まで通します。

ちなみにマニュアルでは燃料タンク下の縁にある穴の中に

ドライバーを通すように書かれています。

 

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