HONDA ADV160 トランスミッションオイルの交換

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ADV160(KF54)トランスミッションオイルアイテム

今回はADV160のトランスミッション(ギア)オイルを交換します。

ギアオイルに使うのはエンジンオイルなんですが

0.11L程度しか使わないので

エンジンオイル交換で余った1L缶のオイルを利用します。

ちなみにPCX(JK型)では0.12L必要なので

ADV160は0.01L少ない事になりますね。

あとは銅ワッシャー(90495-MN5-000)×2枚が必要です。

今回は8mmの汎用タイプの銅ワッシャーを使っていますが

純正と比べると幅が狭めな感じですね。

あとオイルを注入する道具としてオイル挿しを使います。

 

まずはエンジンオイル交換に使ったオイルポイパックか

オイル受け皿を後輪の左側に起きます。

写真ではセンタースタンドを立てていますが

より細かく説明するとしたら

オイルを抜く最初はサイドスタンドを使った方が

車体が傾く事で垂れてきたオイルが後輪に付くことを防げますし

後半のオイルを入れる作業の時は

センタースタンドを使った方が車体が傾かないので

規定量のオイルをきっちり注げます。

 
ADV160(KF54)ギアオイルドレンボルト

似たようなボルトがあるのでややこしいのですが

外すべき2本のボルトには銅ワッシャーが挟まっています。

まずはもっとも低い位置にあるドレンボルトを

12ミリの工具を使って外します。

 

写真のように銅ワッシャーが車体側にくっついている場合は

ボルトと一緒に外しておきます。

 
ADV160(KF54)ギアオイル排出

ボルトが外れるとギアオイルが垂れてきます。

 

ギアオイルの注ぎ口となるボルトを外す事で

ギアオイルが落ちる勢いが強まります。

 
ADV160(KF54)ギアオイルのドレンボルト

外した2本のボルトに新品の銅ワッシャーをセットします。

ちなみに下の長い方のボルトがドレンボルトですね。

 
ADV160(KF54)ギアオイル

ADV160のトランスミッションオイルは0.11L必要なので

オイル差しにエンジンオイルを移しますが

オイルを入れ過ぎた分は注ぎ口から溢れてくるので

多すぎる分には全く問題はありません。

 
ADV160(KF54)オイル注ぎ口

オイルの勢いが無くなったら軽く拭いてから

素早くドレンボルトを差し込みます。

 
ADV160(KF54)ギアオイルドレンボルト

ボルトの締め付けトルクは23N-mですが

ワッシャーと車体の間にオイルが付着していると

オーバートルクになる可能性があるので

1/4回転以上は締め付けないようにします。

 
ADV160(KF54)ギアオイル注入

用意していたオイル差しのノズルを突っ込んで

オイルが軽く垂れてくるまで注ぎます。

ホースで吸い上げるタイプのオイル差しでは

写真のように立てたまま本体を押して入れますが

ホースが付いていないタイプだと

オイル差しを逆さにして押し込みます。

 

垂れてきたオイルを軽く拭き取ってから

ボルトを元に戻します。

ここの締め付けトルクも23N-mですが

締め付けすぎには気をつけます。

これでギアオイル交換作業は終了です。

 

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