HONDA ADV160 トランスミッションオイルの交換 |
今回はADV160のトランスミッション(ギア)オイルを交換します。 ギアオイルに使うのはエンジンオイルなんですが 0.11L程度しか使わないので エンジンオイル交換で余った1L缶のオイルを利用します。 ちなみにPCX(JK型)では0.12L必要なので ADV160は0.01L少ない事になりますね。 あとは銅ワッシャー(90495-MN5-000)×2枚が必要です。 今回は8mmの汎用タイプの銅ワッシャーを使っていますが 純正と比べると幅が狭めな感じですね。 あとオイルを注入する道具としてオイル挿しを使います。 |
まずはエンジンオイル交換に使ったオイルポイパックか オイル受け皿を後輪の左側に起きます。 写真ではセンタースタンドを立てていますが より細かく説明するとしたら オイルを抜く最初はサイドスタンドを使った方が 車体が傾く事で垂れてきたオイルが後輪に付くことを防げますし 後半のオイルを入れる作業の時は センタースタンドを使った方が車体が傾かないので 規定量のオイルをきっちり注げます。 |
似たようなボルトがあるのでややこしいのですが 外すべき2本のボルトには銅ワッシャーが挟まっています。 まずはもっとも低い位置にあるドレンボルトを 12ミリの工具を使って外します。 |
写真のように銅ワッシャーが車体側にくっついている場合は ボルトと一緒に外しておきます。 |
ボルトが外れるとギアオイルが垂れてきます。 |
ギアオイルの注ぎ口となるボルトを外す事で ギアオイルが落ちる勢いが強まります。 |
外した2本のボルトに新品の銅ワッシャーをセットします。 ちなみに下の長い方のボルトがドレンボルトですね。 |
ADV160のトランスミッションオイルは0.11L必要なので オイル差しにエンジンオイルを移しますが オイルを入れ過ぎた分は注ぎ口から溢れてくるので 多すぎる分には全く問題はありません。 |
オイルの勢いが無くなったら軽く拭いてから 素早くドレンボルトを差し込みます。 |
ボルトの締め付けトルクは23N-mですが ワッシャーと車体の間にオイルが付着していると オーバートルクになる可能性があるので 1/4回転以上は締め付けないようにします。 |
用意していたオイル差しのノズルを突っ込んで オイルが軽く垂れてくるまで注ぎます。 ホースで吸い上げるタイプのオイル差しでは 写真のように立てたまま本体を押して入れますが ホースが付いていないタイプだと オイル差しを逆さにして押し込みます。 |
垂れてきたオイルを軽く拭き取ってから ボルトを元に戻します。 ここの締め付けトルクも23N-mですが 締め付けすぎには気をつけます。 これでギアオイル交換作業は終了です。 |