ADV160 サイドスタンドスイッチキャンセラーの取付

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ADV160(KF54)サイドスタンドスイッチキャンセラー

今回はADV160に

サイドスタンドスイッチキャンセラーを取り付ける作業です。

キャンセラーを取り付ける事で

MT車のようにサイドスタンドを立てた状態で

エンジンを稼働させる事が出来るようになります。

という事で今回用意したアイテムはキタコの

サイドスタンドスイッチキャンセラーTypeE(676-9000940)です。

アマゾン と 楽天市場の価格を参考にして下さい。

 

それでは早速作業編ですが

まずはセンタースタンドを立てからサイドスタンドを立てます。

適当な広いシートを敷いて

地面に寝ながら作業をした方が楽ですよ。

 
ADV160(KF54)サイドスタンドスイッチ

矢印のツメを押しながら

サイドスタンドスイッチのコネクターを抜きます。

 
ADV160(KF54)アッパインナガーニッシュ養生

コネクターが外れました。

 
ADV160(KF54)サイドスタンドスイッチキャンセラー接続

そこにサイドスタンドスイッチキャンセラーを接続します。

 

コネクターはフレームに固定するので

互いに傷を付けないようにする為に

5ミリ厚の薄いエプトシーラーを巻きました。

 
ADV160(KF54)サイドスタンドスイッチキャンセラー固定

後は近くにあるフレームに結束バンドで固定します。

エプトシーラーを巻いた事により摩擦抵抗が増えるので

結束バンドがズレにくくなり

一本の結束バンドでもしっかり固定する事が出来ます。

 

サイドスタンド側の端子には

雨やホコリ等が入らないように

適当なビニルテープを貼ってフタをしますが

エプトシーラーを貼っても良いですね。

 
ADV160(KF54)サイドスタンドスイッチキャンセラー取付時

これでサイドスタンドスイッチキャンセラーの取付は完了です。

 

サイドスタンドスイッチキャンセラーを取り付けた事による

起こりうる事故についてですが

スクーターが採用するCVTは構造上

クラッチスプリングがへたったり破損した場合

エンジンを掛けた瞬間に車体が前に進み出す可能性があるので

ブレーキを掛けた状態でないと

エンジンを掛けられない構造なのはその為ですね。

なのでエンジンを掛けた状態でバイクから離れる場合は

必ずセンタースタンドを使った方が安全ですし

エンジンを掛けたままサイドスタンドを立てる場合は

車体に跨がっていたり

すぐにブレーキを掛けられる状態にある場合のみです。

特にADV160やPCX160はアイドリングの回転数が高めなので

気温が低い冬場ではよりエンジン回転数が高まる事で

勢いよく車体が前に進んでしまうリスクが高いです。

 

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