ADV160 サイドスタンドスイッチキャンセラーの取付 |
今回はADV160に サイドスタンドスイッチキャンセラーを取り付ける作業です。 キャンセラーを取り付ける事で MT車のようにサイドスタンドを立てた状態で エンジンを稼働させる事が出来るようになります。 という事で今回用意したアイテムはキタコの サイドスタンドスイッチキャンセラーTypeE(676-9000940)です。 |
それでは早速作業編ですが まずはセンタースタンドを立てからサイドスタンドを立てます。 適当な広いシートを敷いて 地面に寝ながら作業をした方が楽ですよ。 |
矢印のツメを押しながら サイドスタンドスイッチのコネクターを抜きます。 |
コネクターが外れました。 |
そこにサイドスタンドスイッチキャンセラーを接続します。 |
コネクターはフレームに固定するので 互いに傷を付けないようにする為に 5ミリ厚の薄いエプトシーラーを巻きました。 |
後は近くにあるフレームに結束バンドで固定します。 エプトシーラーを巻いた事により摩擦抵抗が増えるので 結束バンドがズレにくくなり 一本の結束バンドでもしっかり固定する事が出来ます。 |
サイドスタンド側の端子には 雨やホコリ等が入らないように 適当なビニルテープを貼ってフタをしますが エプトシーラーを貼っても良いですね。 |
これでサイドスタンドスイッチキャンセラーの取付は完了です。
サイドスタンドスイッチキャンセラーを取り付けた事による 起こりうる事故についてですが スクーターが採用するCVTは構造上 クラッチスプリングがへたったり破損した場合 エンジンを掛けた瞬間に車体が前に進み出す可能性があるので ブレーキを掛けた状態でないと エンジンを掛けられない構造なのはその為ですね。 なのでエンジンを掛けた状態でバイクから離れる場合は 必ずセンタースタンドを使った方が安全ですし エンジンを掛けたままサイドスタンドを立てる場合は 車体に跨がっていたり すぐにブレーキを掛けられる状態にある場合のみです。 特にADV160やPCX160はアイドリングの回転数が高めなので 気温が低い冬場ではよりエンジン回転数が高まる事で 勢いよく車体が前に進んでしまうリスクが高いです。 |