Ninja ZX-25R ドリブン(リア)スプロケットの交換 Vol.1

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サンスターRK-110-45

今回はZX-25Rのドリブンスプロケットを交換します。

今回用意したアイテムは

サンスターのアルミ製ドリブンスプロケット(RK-110-45)で

純正よりも5T少ない45Tの歯数になるので

ギア比はハイギヤード化します。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

 
サンスターRK-125-50

アルミ製にして軽量化はしたいけど

純正と同じ50Tのギア比で走りたい場合は

サンスターからZX-25Rの為に作られた

50Tのスプロケット(RK-125-50)が発売されていますよ。

アマゾン と 楽天市場 の価格を参考にして下さい。

 
ZX-25R純正リアスプロケット

まずはZX-25Rの純正ドリブンスプロケットの

重量を量ると1276gでした。

50Tという巨大なスプロケットなので重量もかなりありますね。

ここまで重いと立派な武器としても使えそうです。

 
サンスターRK-110-45重量

サンスターのアルミ製ドリブンスプロケット(45T)

の重量は317gでした。

つまり今回は959gの軽量化が出来ます。

ちなみに純正のドライブチェーンのリンク数では

45Tのスプロケに対しては長すぎるので

チェーンカッターで切断して

ジョイント(92058-0074 税込594円)を使って繋ぎ直すか

新しいチェーンに取り替える必要がありますよ。

チェーンの切断や取り替え作業の詳細は

ここのページを参考にしてください。

 
サンスターRK-125-50重量

専用デザインのアルミ製ドリブンスプロケット(50T)

の重量は312gだったので

まさかの45Tよりも軽いですね。

 
ZX-25Rドリブンスプロケットナット

それでは早速作業編ですが・・

先にドリブンスプロケットを固定している

すべてのナットを軽く緩めておくと作業が楽になりますよ。

スイングアームの裏側にあるナットは

車体を前後に動かして緩めてください。

 

それではまずはリアアクスルナットのゴムキャップを外します。

 

折り曲げられた割ピンの先を

ペンチ等を使ってまっすぐにします。

 

割ピンがまっすぐになったら抜き取ります。

勢い余って割ピンをどこかに飛ばさないように注意します。

 

24ミリの工具を使ってアクスルナットをユルユルに緩めます。

 

アクスルが供回りしてナットが緩まない場合は

19ミリの工具でアクスルの頭を押さえながらナットを外します。

 
ZX-25Rブレーキロック

それでは後輪を持ち上げるので

ブレーキロッカーで前輪を固定しておきます。

持ち上げてからロックしても良いのですが

先にロックさせる事で後輪を持ち上げても車体が動きませんよ。

 
ZX-25Rメンテナンススタンド

メンテナンススタンドを使って後輪を持ち上げます。

写真のようにフックボルトか、M8のボルトを

スイングアームに固定している場合は

フックタイプの受けを使った方が安定しますが

スイングアーム自体を持ち上げるタイプでも使えます。

ちなみに後輪はできるだけ地面から持ち上げないようにした方が

後輪の脱着作業は楽になりますよ。

 

純正と同じ端数のドリブンスプロケットを取り付ける場合は

必要ない可能性が高いのですが

スプロケの端数を変える場合はチェーンを緩めておきます。

まずは赤矢印のロックナットを緩めてから

黄矢印のアジャスターナットも同じように緩めます。

車両左側も同じように

ロックナットとアジャスターナットを緩めます。

 

アクスルシャフトナットとワッシャーを完全に外してから

車体左側からアクスルシャフトを抜き取ります。

このように後輪を少しだけ浮かせた状態にすると

シャフトに後輪の重みが乗らなくなるので

あっさり抜ける可能性が高くなります。

 

アクスルシャフトが抜けました。

ホコリ等を付けないように置いて下さい。

 

アクスルシャフトが抜けると後輪が地面に落ちるので

まずはチェーンを外してスイングアームに掛けておきます。

スイングアームにはチェーンによって傷が付かないように

適当な物を敷いた方が良いですよ。

矢印のアクスルカラーは不意に外れやすいので先に外して

ホコリが付かないように置いておきます。

アクスルカラーは反対側にもありますよ。

 

後は後輪を後ろに転がして外すだけですが

ブレーキキャリパーとホイールが干渉する恐れがあるので

一端、キャリパーを外してから後輪を後ろから抜きます。

フェンダーレスの車両だと

後輪を動かす自由度が増えるので

キャリパーは付けたままでも後輪をスムーズに抜き取れます。

 

後輪を車体から外せたら

ブレーキキャリパーを元の位置に戻し

アクスルシャフトを通してキャリパーが落ちないようにしておきます。

とりあえず、この状態で放置しておきます。

 

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