Ninja ZX-25R　燃料タンクの脱着

今回はZX-25Rの燃料タンクを取り外しますが

3のサイドカバー（左右両側）を先に外しておく必要がありますよ。

豪腕の持ち主なら問題ありませんが

燃料タンク内のガソリンは

出来るだけ少ない方が作業が楽になります。

まずはメインシート下にある燃料ポンプのコネクターを外し

左側のゴム製の結束バンドも外しておきますが

結束バンドの周りは狭いので後に

燃料タンクを少し浮かせた時に外した方が作業しやすいです。

燃料タンクの蓋を一旦開けて

ガソリンタンク内の圧力を下げておきます。

この状態だとゴミが入るので

フタはロックさせずに軽く乗せた状態にしておきます。

次は燃料タンクの左側から伸びている

ブリーザーホースとドレンホースを外します。

細いホースだとホースバンドを気にせずそのまま抜き取れますよ。

取付時もそのまま刺すだけです。

燃料タンクの後ろ側にある

ブラケットの六角キャップボルトを4本外します。

慣れないうちは適当な物を置いて

燃料タンクの下に手が入る程度に後ろ側を浮かせます。

雑巾を畳んで厚みを持たせて置いても良いですね。

慣れれば片手で燃料タンクを浮かせしつつ

もう片方の手で燃料ホースを外せると思います。

燃料ホースを外すので

ジョイントの下に適当な雑巾やウエスを下に敷いて

ガソリンを受け止める体制を整えておきます。

ジョイントロックを解除する方法は

マイナスドライバーで黄矢印の所に突っ込んでから捻って浮かせるか

素手で外す場合は両端にある赤矢印のツメを

少し開いて上に持ち上げます。

こんな感じでジョイントロックが浮いたら燃料ホースを抜きます。

逆さにしたりして燃料ホースの中のガソリンを抜いておきます。

ホースの中に残った燃料がいつ漏れてきても良いように

常にウエスの上に先端部分を置いておきます。

最後に燃料タンクを外すので

燃料タンクのフタを完全に締めてから

両手を使って浮かせます。

前側はグロメットに刺さして固定してあるので

最初は硬いので勢いづいて

燃料タンクごと転けないように気をつけて下さい。

こんな感じの角度でグロメットに刺さっているので

後ろ斜め上に引っ張る感じになります。

という事で燃料タンクの取り外し作業が完了しました。

この時にも希にホース内に残っているガソリンが

少し垂れる事があるので

ガソリンが付いたらマズい所には置かないで下さい。

元に戻す時の注意点としては

燃料ホースのジョイントをしっかり奥まで刺してから

ロックを掛ける事と

必ず抜けないかどうかを確認してください。