KAWASAKI Z125 PRO VS HONDA GROM Vol.2

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GROM
 
Z125PRO

マフラー

圧倒的に個性の差が出ているのがマフラーですね。

グロムはやっぱりオフロード車のようなアップマフラーで

Z125は流行りのダウンタイプのマフラーですね。

(2016年JC61後期型のグロムではダウンタイプに変更されています)

マスの集中化によるメリットを考えればダウンタイプの方が

コーナーリング的には優れていますが

グロムのようなアップマフラーだとマフラーの全長を

稼ぐ事が出来るのでエンジンのトルクをより引き出せますね。

ダウンタイプのマフラーだとバイクカバーが掛けやすいし

カバー自体にもマフラーが触れにくいので溶けないですね。

 
GROM
 
Z125PRO

エンジン

スペック的にも見た目でも両車、非常によく似たエンジンですが

性格は全く違っていて、その違いは

シリンダーの内径とピストンの行程にあります。

グロムの内径×行程は、52.4mm×57.9mmなのに対し

Z125の内径×行程は、56.0mm×50.6mmなんです。

行程が長いロングストロークのグロムのエンジンでは

低回転域でのトルクが豊富で

Z125のショートストロークのエンジンでは高回転型になります。

通常、高回転型の方がピークパワーを引き出しやすくなるので

Z125のエンジン出力がグロムを上回っているハズなんですが

ややこしい事に、ピークパワーが0.1PSグロムより低いんですよ。

ショートストロークのエンジンがロングストロークのエンジンに

ピークパワーで負けると、もうどうしようもないじゃんって話なんですが

トルクでいえば、当然ショートストロークのZ125はグロムに惨敗で

1.1kgf/5250rpmのグロムに対し、Z125は0.98kgf/6000rpmです。

このトルクの違いは、乗ればすぐに分かるレベルで

低回転域でのトルクの違いは圧倒的です。

このままいくとZ125のエンジンは良い所が無い

ただのクソエンジンになってしまいますが

実際にはそんな事は無く

エンジンのフィーリングに関しては圧倒的にZ125の方が

吹け上がりが軽く、高回転域での素直なパワーの伸び感を

味わえるのでスポーティに感じます。

あとZ125のショートストロークの良さが出ているのか

振動に関しても全域でグロムより少ないですね。

グロムは特にアイドリングではミラーがブルブル震えて

風景が2重3重に見えるほどですが

Z125では、ほとんどミラーが揺れることはありません。

4000回転以下の領域では、圧倒的にグロムの方が力強く走れて

6000回転からの領域ではZ125の方が圧倒的に気持ち良く走れますが

最高速に関しては両車ほとんど同じです。

 
GROM
 
Z125PRO

メーターパネル

フルデジタルメーターのグロムに対して

タコメーターをアナログにしているZ125は

メーターパネルからもスポーティさを演出していて

グロムとは違うんだよ!っという気迫を感じます。

注目すべき点としてはやっぱりレッドゾーンの回転数ですね。

8,000回転ちょいしか回らないグロムに対して

Z125では、10,000回転近くまで回ります。

だがしかし、最高速は両車ほぼ同じです。

 

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