ロードスター RF 試乗インプレッション Vol.3

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ボディ剛性感と静粛性

段差を乗り越えた時のボディの振動の収まり方が

明らかにソフトトップモデルよりも速く

確実にボディ剛性が高まっている事はすぐに分かりました。

フロントには私のロードスターにもタワーバーが入っているので

やはりリアまわりの剛性が高くなっているのだと思われますね。

静粛性に関しては、ソフトトップモデルよりも確実に

静かにはなっているとは思いますが

クローズドボディの自動車と比べれば全然うるさいレベルですし

エンジンルームにはエンジンの吸気音を車内に届ける

サウンドエンハンサーも標準装着されているという事で

そもそも車内を静かにする気がないようですね。

 

メーターパネル

2Lエンジンという事で、1.5Lエンジンと比べ

レッドゾーンが500回転低い7000回転になっていて

必死でブン回す必要はありません。

左側はマルチディスプレイになっているので

状況に応じて表示する情報が変化します。

水温計や燃料計が一回り大きくなっていて見やすくなってますね。

ただ水温計の針は相変わらず動きませんが・・

 

こんな感じで走っていない時には

ドアの開閉状況を教えてくれます。

 

ロードスター RF 総評

ソフトトップモデルのロードスターと

ほとんど違いを感じさせないようにしているので

ちゃんとロードスターしていたというか

RFになっても方向性はブレてはいなかったですね。

もちろん、幌のロードスターと乗り比べれば

コーナーリングにおいては重さというか

反応の若干の遅さは感じますが

他の自動車から乗り比べれば

これでも全然軽快に思えるレベルだと思います。

RFは、基本的に幌の自動車に手を出すのは抵抗がある人や

幌の自動車を所するには厳しい環境の人の為に

出来たロードスターだとは思いますが

後から無理矢理屋根を乗っけたにしては

デザインがあまりにも優秀すぎると思いました。

グレードの装備の影響もありますが

全体的な印象として幌のモデルよりも

上質な走りの印象を受けたので

初代のNAロードスターを現代の技術で再現したのが

幌の1.5Lモデルだとすれば

RFは現代の顧客のニーズに答えて作った

ロードスターという印象ですね。

峠を軽快に走るなら幌のロードスターで

オシャレに都会を走るならRF・・といった感じでしょうか。

車両重量が気になるような自動車マニアなら

幌の1.5Lモデルを選ぶべきだと思いますが

自分のガレージに置いた時にワクワクするというか

所有する喜びでは

RFの方が幌のモデルより上のような気がしました。

 

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