シフトノブまわりのデザインもよく似ていますね・・

マツダのスカイアクティブ構想が宿っている証拠でしょう。

かつて昔、NBロードスターの時代にも

1.6Lの5速MTと、1.8Lの6速MTでは

どっちが良いのかという論争がありましたが

明らかに5速MTの方がシフトフィールが良く

絶妙な節度感でスパッと気持ちよくシフトチェンジが出来たので

私は、このシフトフィールも含めて

1.6Lのロードスターを選んだくらいです。

今回はどうでしょうか・・

そもそもFF車とFR車とでは

シフトノブからトランスミッションまでの構造や距離が違うので

本来、比べてはいけないのですが

私は、ぶっちゃけDJデミオのスカイアクティブ5速ミッションの

シフトフィールの方が好みなんですよ・・

もちろんFF車なので、FR車のMTならではの

カッチリ感はありませんが、ラフにシフトチェンジをしても

必ず受け入れてくれるという懐の深さというか広さが良いですね。

かつての5速MTのロードスターを思い出させます。

それに比べて6速MTは、やはりカッチリ感が強く

コキッコキッっとシフトが入る感じですね。

これは、NBロードスターの6速MTでもそうでしたし

NCロードスターやRX-8・・ほとんどの6MTはこんな感じですね。

ただ、今回のNDロードスターのスカイアクティブ6速MTは

そのカッチリ感の中にも滑らかさがある感じで

今までに乗ってきた6速MTの中では

間違いなく最高の出来だと思います。

しかし、デミオの5速MTと比べると、6速MTでは

ゲートの狭さを感じるというか、車体の振動の影響も受けやすく

荒れた路面では5速MTの方がシフトが入りやすい場合があり

5速MTの方が許容範囲が広いように感じますね。

あと、サイドブレーキの操作性は

シフトノブとサイドブレーキが離れているデミオより

シフトノブの横までサイドブレーキレバーが伸びている

ロードスターの方が圧倒的に良く

是非とも今後、デミオでも同じようにして欲しいものです。

シフトノブのストローク量を調べる為に

3速から4速までのシフトノブの移動量を計ってみました。

スカイアクティブ5速MTのDJデミオは約105ミリ。

スカイアクティブ6速MTのNDロードスターでは約90ミリでした。

DJデミオでは、手首を動かしてシフトチェンジするのに対し

NDロードスターでは、指先だけでシフトチェンジが出来ます。