HONDA NC700S DCT リアサスのプリロード調整 2

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NC700Sのリアサスは無段階調整式です。

その名の通り、無段階でプリロードを調整出来ますが

プリロードを緩める時は下側のリングを回し

硬める時は上側のリングを回します。

硬い場合は一旦、2枚のリングを離してから作業します。

汚れている場合は、清掃してから

シリンコスプレー等を吹き付けます。

ちなみにプリロードを調整する工具は

車載工具の中にはありません。

フックレンチを別途、用意する必要がありますし

無段階式だと同じ工具が2本必要です。

見ての通り、この状態で作業をするには

上のカバーが出っ張っていて非常に作業しずらいです。

 

ストレートのフックレンチ2本に

家にあった車載工具の延長棒を刺して作業しましたが

ぶっちゃけ、この可変タイプのフックレンチだと

NC700Sでは非常に使いづらかったです。

スペース的に余裕がないので

普通の固定タイプのフックレンチを2本使った方が作業しやすいです。

 

プリロードを緩めて走ってみてのインプレッション・・

とりあえず3〜4周ほど緩める方向に回してみましたが

シートに座った時の車体の沈み込みが大きくなって

足つきがよくなりましたね~

街乗りの速度域での走行では、断然乗り心地がよくなりました。

あまり足が動かない印象だったのが

ちゃんと動くようになった感じです。

プリロードを緩めた時の一番のデメリットは

タンデムをした時に、車体の沈み込みが深くなるので

後ろに乗る人の体重によっては

車体に跨がったままサイドスタンドを立てる事が難しくなり

車体を傾けないとスタンドが立てられなくなります。

タンデムをよくするならプリロードは

標準設定がベストかもしれませんね。

 
 

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