HONDA モンキー125 マフラーの交換 Vol.4

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純正マフラーVS武川マフラー

左:純正マフラー 右:SP武川ベーシックマフラー

それでは実際に同時に加速をさせて

純正マフラーと比べてどのような特性があるのかを

調べてみたいと思います。

アイドリングの回転数からクラッチを繋いで全開加速をして

1速1500回転の所で2つの動画を同期させています。

それではスタートです。

 

1速5000回転では同じですね。

つまり低回転域では全く同じ加速性能ですね。

ベーシックマフラーに替えても

低回転域のトルクが失われていない事が分かります。

 

純正マフラーが6500回転の時は

ベーシックマフラーでは200回転ほど上回り

その差がスピードメーターにも反映されています。

ベーシックマフラーは5500回転~6500回転の

中転域あたりが純正マフラーと比べて回転数の差が最大になり

明らかに加速性能が向上する領域でした。

 

純正マフラーが7500回転の時の高回転領域では

差が約100回転ほどに縮まり

純正マフラーに追いつかれている事が分かります。

 

2速に入っての加速ですが

再びベーシックマフラーの得意な回転数の領域に入ったので

回転数の差が出来て速度差も2Km/hほど広がりました。

 

それからレッドゾーンに向けて回転数を上げていくと

やはり高回転域では純正マフラーの方が性能が良いのか

回転数の差は徐々に縮まっていきますが・・

 

3速のレッドゾーン手前では

まだなんとか武川の方がリードしている感じですね。

 

4速ではギア比的に回転数があまり下がらないので

ベーシックマフラーの得意な回転領域には入らず

ついに純正マフラーに追いつかれました。

 

ほぼ同時に時速100Km/hに到達しました。

ちなみにローギヤード化させているので

スピードメーターでは時速100Km/hに到達していますが

ノーマルのギア比でいくと94~95Km/hあたりです。

4速の加速では純正マフラーと全く同じ感じだったので

つまり・・3速までの加速ならSP武川のベーシックマフラーの方が

速い事が分かりました。

ベーシックマフラーを最大に生かすには

純正マフラーよりも早めにシフトアップして

中回転域を上手く利用する事で比較的燃費の良い回転数で

効率良く加速が出来るようになりますね。

まあ、モンキー125で8000回転ちょいまでしっかり引っ張るような

乗り方をする人はあまり居ないと思うので

70000回転くらいまでの実用領域に

あえて性能の的を絞ったマフラーなのかもしれませんね。

 
モンキー125マフラーによる地上高の変化

マフラーを変える事による最低地上高の変化を調べました。

純正マフラーと武川のベーシックマフラーを重ねて比べてみました。

フロント部分は緩やかな曲げやパイプ径の大きさの影響で

純正よりも地上高が低くなっている事がわかります。

そして純正マフラーではよく擦る太い触媒の部分では

ベーシックマフラーの方が地上高を稼いでいるようですね。

 

ベーシックマフラーの中間パイプ部分が少しクネクネしている事に

気になった人がいるかもしれませんが

出来るだけマフラーの全長を稼いで

低回転域のトルクを落ちないようにしているだけでなく

実はエンジンオイル交換のメンテナンス性を高める為に

ドレンボルトの真下を避けているんですよ。

なのでこのようにすんなり工具を使う事が出来ますし

オイルが落ちてきてもマフラーには当たりません。

なんてユーザーに優しいマフラーなんでしょうか・・

 
モンキー125マフラーカスタム

という事で政府認証マフラーの性能は

大体分かって頂けたかと思いますが

純正マフラーと比べて大きくレイアウトを変えたこのルックスと

何より圧倒的な軽さがこのマフラーの最大の長所だと思います。

さらにモンキー125の取り回しが楽にになりますよ。

あと車体右側に足を地面に付くときに

純正マフラーだとマフラーカバーが内股を押して邪魔をしますが

足に何も当たらなくなるので

車体右側の足つき性が良くなるというか

左側に足を付くのと同じ感覚になるのでより乗りやすくなります。

 
 
 
 
 

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